東映時代劇映画「ひばり十八番 弁天小僧」を観る

1960年の正月映画。あらすじと感想いわゆる「白浪五人男」の話。弁天小僧菊之助=美空ひばり。1984紅白でアナウンサーが都はるみを「ミソラ・・・」と言った出来事をなぜか思い出してしまった。忠信利平=里見浩太朗。若い。しかし化粧が濃い。助さんでもなければ長七郎にも程遠い時代の話。しかしなんで長七郎はテレ朝でやってたのに日テレに行ったのかねえ・・・南郷力丸=若山富三郎。これまた若い。これはモデルとなる
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金田一耕助シリーズ1「本陣殺人事件」を観る

好評を博した横溝正史シリーズから約5年後、当時あった「ザ・サスペンス」枠で再び金田一耕助シリーズが開始。その第一弾として選ばれたのが「本陣殺人事件」。原作において金田一耕助の記念すべき初登場作品である。あらすじ岡山県の旧本陣の末裔である一柳家で長男・賢蔵と久保克子の婚礼が執り行われた。しかしその夜、悲鳴と激しい琴の音が響き渡る。一同がかけつけてみると夫婦の寝室である離れには無残に変わり果てた賢蔵と
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横溝正史原作映画「犬神家の一族」(1976年版)を久々に観る

言わずと知れた角川映画の記念すべき第一弾。洋画と邦画の興行が逆転して一年後の1976年、東宝系で公開され大ヒットを記録し横溝正史ブームに。日本初のメディアミックス作品といっても過言ではない。あらすじ信州の大富豪、犬神財閥の創設者・犬神佐兵衛が亡くなった。それぞれ実母が異なる佐兵衛の三人娘、松子・竹子・梅子とその夫と息子ら全員がそろった後遺言状が公開されることになっていた。金田一耕助は犬神家顧問弁護
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実話ギャング映画「デリンジャー」を観る

1973年のアメリカ映画。あらすじと感想大恐慌時代のアメリカで銀行強盗を繰り返しできたてホヤホヤのFBIから「社会の敵ナンバーワン」と目の敵にされた実在の人物ジョン・デリンジャー。その人生を描いた映画が「デリンジャー」。決してキャッツ・アイの主題歌のことではない。「俺たちに明日はない」から始まるアメリカン・ニューシネマではこういった実在のギャングたちの生涯を描いた作品が多かった。監督・脚本はこれが
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刑事アクションの名作映画「ブリット」を久々に観る

1968年のアメリカ映画。スティーブ・マックイーンの刑事アクションの名作。あらすじと感想なんといっても画期的なカーチェイスが見所。後のアクション映画に多大な影響を与えている。さすが自分でプロダクション作って自分で企画しただけのことはある。ハリウッドに飽き飽きしてたんだろうなあ、たぶん。ブリット(マックイーン)はサンフランシスコ市警の敏腕刑事。野心あふれる政治家ナポレオン・ソロじゃなかったチャルマー
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テレビ時代劇「水戸黄門 第一部」を観る

1969年8月から1970年3月まで放送。全32話。記念すべき東野版水戸黄門の第一作目である。あらすじ&キャストレギュラーは水戸光圀=東野英治郎。俳優座創立メンバーの一人でもある。水戸黄門のイメージをお茶の間に定着させた功労者。佐々木助三郎=杉良太郎。まだ「杉様」と呼ばれていない頃の話。残念ながら次の第二部をもって降板する。渥美格之進=横内正。格さんを8年、暴れん坊将軍で大岡忠相を19年務めたお方
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傑作マカロニウエスタン「続・荒野の用心棒」を久々に観る

1966年の映画。マカロニウエスタンの地位を不動のものにした衝撃的作品。あらすじと感想舞台はまたまた南北戦争後。流れ者ジャンゴ(フランコ・ネロ)が元南軍の残党やメキシコ反乱軍を相手に大銃撃戦を繰り広げる。ジャンゴがぬかるんだ荒野を棺桶引きずりながら現れる。ホラー映画とちゃいまっせ。冒頭から殺戮の嵐、凄絶なリンチ、これぞマカロニウエスタン。神父の耳を切り落として食わそうとするシーンは相当抗議受けたら
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マカロニウエスタン「続・さすらいの一匹狼」を久々に観る

1965年、マカロニウエスタン黎明期の一本。ジュリアーノ・ジェンマの存在を初めて知った作品。あらすじと感想昔、深夜映画でやってたのを観て以来の鑑賞。ブレント(ジェンマ)は牛泥棒のジルから牛を買う。ところがその直後に持ち主が現れる。当然、泥棒呼ばわりされ争うブレント。はずみで相手を殺してしまう。無実を証明しようと町を脱出したブレントはジルを追う。その途中、砂漠で衰弱した女性ルーシーを助ける。彼女は誘
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マカロニウエスタン「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」を久々に観る

1966年のマカロニウエスタン。映画史の中でも歴史に残るクライマックスで有名。あらすじ時は南北戦争の混乱のさなか。賞金稼ぎのブロンディ(クリント・イーストウッド)が主人公。ブロンディは20万ドルを盗み隠した男から隠し場所を訊き出す。隠された20万ドルを巡って3人のガンマンと軍隊まで関わっての壮絶な争奪戦が始まる――という話。感想イーストウッドにリー・ヴァン・クリーフ、イーライ・ウォラック。マカロニ
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青春映画の傑作「祭りの準備」を久々に観る

1975年11月公開。監督は黒木和雄、脚本は中島丈博さん。シナリオを勉強し始めたころ中島さんのシナリオをよく読んだ。うまかったなあ。あらすじと感想高知の地方都市の信用金庫に勤めている楯男(江藤潤)。父親(ハナ肇)と別居する母親(馬渕晴子)にものすごく可愛がられている。共産党のオルグに夢中な涼子(竹下景子)に片思い。そんな楯男はこんな田舎から脱出して東京に出て脚本家になりたい。挨拶代わりにキンタマを
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