2011年にテレビ朝日で前後編で放送された一作。吉村刑事(玉木宏)を主人公にしていることとオリジナルキャストの新聞記者(中谷美紀)が新しい点。あらすじ昭和35年12月11日未明、東京・蒲田駅構内の操車場で男性の死体が発見された。聞き込みの結果、「カメダ」という言葉がキーワードとして浮上する。東へ西へと操作する中、意外な容疑者が浮かび上がってきた——という話。感想これまで何度も映像化され、松本清張原
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1973年10月からテレビ朝日系列で放送。当初あまり期待されていなかったが少し伸びて全26回。メンバーは剣条之介・・・「レッツ・ビギン!」村野武範。九鬼大紋・・・「和製ブロンソン」佐藤充。 玄庵・・・「日和警部」長門勇。 仙蔵・・・「女ののど自慢」なべおさみ。 菊次・・・ロンドンブーツじゃない田村亮。 南美・・・「しびれくらげ」渥美マリ。17話で殉職。 朱美・・・「女ジェームス・ディーン
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1987年公開の必殺シリーズ劇場版第4弾。この頃の必殺テレビシリーズは「風雲竜虎編」で人気低下も著しく終了に向けて動いていた頃。映画でのレギュラーは中村主水・・・藤田まこと 秀・・・三田村邦彦 政・・・村上弘明 お玉・・・かとうかずこ 順之助・・・ひかる一平監督は必殺仕掛人1.2話を担当しその後の基礎を作った深作欣二。テ
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1975年公開の東映映画。監督は「トラック野郎」の鈴木則文。タイトルは「華麗なる追跡」だが華麗さはカケラもない。追跡どころか「復讐のメロディ」が鳴り響く。あらすじ鈴鹿サーキットで男達を蹴散らし見事優勝を遂げた矢代忍(志穂美悦子)には別の顔があった。それは6年前濡れ衣を着せられて殺された父親の仇を討つことだった。得意の変装を駆使して真相に近づくビジンダーじゃなかった忍だったが――という話。感想東映ド
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1967年製作のイギリス映画。タイトルが「大列車強盗団」ってまあ身も蓋もない。ジャケットだけ見ればホラー映画と勘違いしそうだが1963年8月にロンドン郊外で起きた30億円ぶん取った実話を映画化した作品。監督のピーター・イェーツはこの作品が評価されハリウッドに渡り「ブリット」を撮ることになる。あらすじ名探偵ポワロみたいな顔した強盗団のリーダー、ポール(スタンリー・ベイカー)はロンドン行きの夜行郵便列
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1969年公開の東映任侠映画。日本女侠伝シリーズの第1作。主演はもちろん藤純子。相手は高倉健。しかし観ているうちに主人公は高倉健に思えてくる。あらすじ時は明治末期、石炭ブームに沸く九州博多。鉄火芸者と呼ばれるほど男勝りの信次(藤純子)。金の力にあかしてなびかそうとする大須賀(金子信雄)や地元やくざ万安(遠藤辰雄)なんかハナにもかけない。ひょんなことから花田炭鉱の責任者清吉(高倉健)に惹かれる。成り
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1996年公開のアメリカ映画。「ペリカン文書」や「依頼人」のジョン・グリシャムがプロデューサーも兼ねた作品。あらすじ舞台はミシシッピーのとある街。レイニーウッドの「さらばミシシッピー」しか連想せんが。そこで黒人少女が白人青年2人から暴行を受け少女の父親が犯人を射殺。新人弁護士が父親の弁護を引き受けるが、周囲に様々な犠牲を生み大きな社会問題へとなっていく――という話。感想要するにやむにやまれぬ復讐は
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1996年公開のGW映画。前年に公開された「くたばれ! ノストラダムス」の好評とテレビスペシャルの「ハリマオの財宝」の高視聴率を受け製作された劇場版ルパン三世。原作者モンキー・パンチが初めて監督したことも話題になった。 軍事クーデターが起きたズフ共和国。首狩り将軍の独裁国家となり街は完全にスラム化。首狩り将軍は財宝のありかはわかっているが鍵を開けられない。その情報を掴んだルパン三世。共和国のコンピ
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1977年公開の「大空港」シリーズ第3弾。もっとも空港もヘチマもだんだん無くなってくるのだが。あらすじと感想前作の「エアポート’75」とは違い今回はハイジャックされたジャンボ機が海中に墜落。そっからどないするかという話である。まあハイジャックというよりただの強盗じゃねーかという気もする。主演は名優ジャック・レモン。こんなとこ出てくるのはもったいないぐらいのコメディの達人。アホなハイジャッカーがレー
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1974年公開のアメリカ映画。パニック映画の先駆けとなった作品群の一つ。1970年公開の「大空港」の続編という位置づけなのだが基本的には関係ない。共通する登場人物としてジョージ・ケネディがおるだけ。パニック映画というのは一応昔からあるにはあったが大災害とか描くことが多くどちらかといえばSF的な話が多かった。そこに目を付けたかどうかは知らんがいわゆるグランドホテル形式で人間ドラマに重点を置きアクシデ
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