マカロニウエスタン・映画「アヴェ・マリアのガンマン」を観る

1969年のマカロニ・ウエスタン。日本では劇場未公開。あらすじケガをしている男ラファエルを助けたセバスチャン。何とラファエルはかつてのダチでセバスチャンとよく遊んでいたというのだがその頃の記憶を失っているセバスチャンはよくわからない。しかしラファエルの指摘で徐々に記憶が甦ってくる。自分は将軍の息子でラファエルは使用人の息子だった。しかしある日、父親は殺され母は父を殺した男と今も生きていると知る。一
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マカロニウエスタン「暁のガンマン」を観る

1968年のマカロニウエスタン。主演はジュリアーノ・ジェンマ。あらすじ強盗団が残した死体を葬る際出会ったティムとハリー。その夜、酒場で偶然再会し2人の珍道中が始まる。実はティムは追われる身でやがてハリーを巻き込み――という話。感想おちゃらけムード全開のジェンマ。丸腰で弱い男を演じちゃいるが実は凄腕のガンマン。その正体が明らかになる際に見せるアクションはさすがの一言。お人よしのハリーがこれまたピッタ
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マカロニコンバット「戦場のガンマン」を観る

1969年のイタリア映画。あらすじホフマン中尉率いる米軍レンジャー部隊は秘密指令を受けヒトラーのK作戦を察知すべくイタリア北部のドイツ司令部に向かう。検問所をどうにか突破しドイツ司令部に潜入している女スパイと連絡を取りどうにかこうにか指令所を手に入れる。しかし、スパイは殺されレンジャー部隊も一人また一人と倒れていく。果たしてホフマン中尉は任務を果たす事が出来るのか?――という話。 感想前半の印象か
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マカロニウエスタン「帰ってきたガンマン」を観る

1967年のマカロニウエスタン。あらすじ舞台は南北戦争直後。ジェリーとケンは南軍の軍資金を強奪、騎兵隊に追われていたがトランプでの賭けで負けたジェリーが囮になって捕まる。別れるとき、ジュリーは妻と息子のことをケンに頼む。5年後出所したジェリーは妻と子供の元に向かうが家はあばら家と化し、何者かに狙い撃ちされる始末。ピンチになるがどこからかあらわれた男、ゲッツに助けられジェリーは復讐を誓う。妻はすでに
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マカロニウエスタン「さすらいのガンマン」を観る

1966年のマカロニウエスタン。主演はバート・レイノルズ、監督はおなじみセルジオ・コルブッチ。あらすじ平和に暮らしていたあるインディアンの一族。そこが強盗団ダンカン一味に襲われ、皆殺しに遭い皮や毛がはがされる始末。生き残ったジョーは復讐を誓い、一味が列車強盗を企てているのを知りこれを利用して復讐を果たそうとするが・・・という話。感想髭のないバート・レイノルズなんてクリープのないコーヒーという気がせ
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マカロニウエスタン・映画「虹に立つガンマン」を観る

1968年のマカロニウエスタン。監督はマカロニの巨匠セルジオ・コルブッチの弟ブルーノ・コルブッチ。あらすじ銃と鞭の使い手として有名な男、スターク。お尋ねものとして死刑寸前、メキシコの地主から息子探しを依頼される。スタークは地主の息子フィデルを探し出し、だましだまされの珍道中の末、地主の元にフィデルを連れてくるが・・・思いもしない出来事が待ち受けていた!――という話。感想サントラマニアの中では有名な
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横溝正史シリーズ「三つ首塔」を久々に観る

1977年テレビ放送版。この頃は「8時だよ全員集合」→「Gメン75」→「横溝正史シリーズ」と8時から10時まで放送されいずれも30%台の視聴率をあげていたのだから隔世の感がある。あらすじと感想ヒロインは真野響子、それにまとわりつくのは黒沢年男。「時には娼婦のように~」と歌うわけではないが、そういったノリでヒロインをいたぶったりもする敵か味方かわからん男。古谷金田一は相変わらず全員ぶち殺されるまで事
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マカロニウエスタン映画「怒りの用心棒」を観る

1969年のマカロニウエスタン。何でもありでおなじみのマカロニウエスタンだが今回はなんとケネディ暗殺を下敷きにしているトンデモ作品。あらすじ南北戦争直後のテキサス州ダラス。遊説に訪れた大統領が暗殺された。ビル(ジュリアーノ・ジェンマ)の友人ジャックが犯人として逮捕されるが無実を信じるビルは友人の新聞記者とともに真相究明に乗り出す。しかし、証人は次々と殺されビルとジャックは窮地に。背後には無法者一味
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カルト的名作ヤクザ映画「実録 私設銀座警察」を観る

1973年の東映映画。佐藤純彌監督にしては珍しいウルトラバイオレンス血ドバドバ映画。あらすじ昭和21年、焼野原と化した銀座。三国人に仕切られていたこの街をとあることから出会った4人(安藤昇・梅宮辰夫・葉山良二・室田日出男)が殴り込みをかけるなど暴れまわる。さらに4人は銀座の最大勢力である愚連隊を殲滅し銀座を制圧する。その過程で妻殺しでアメリカ兵の顔をはつった男(渡瀬恒彦)を手に入れる。銀座を制圧で
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独立プロ名作映画その1 新藤兼人監督「狼」

1955年の近代映画協会作品。監督・脚本は新藤兼人。主演というか軸になるのは乙羽信子、殿山泰司、菅井一郎、浜村淳、高杉早苗の5人。あらすじ現金を積んだ郵便局のトラックが中年の男女5人に襲われた。新聞は彼らを「群狼」と呼ぶが果たしてその実態はどうなのか。そんな5人の生活は戦後日本の貧困さを象徴するものだった――。感想随分昔に観て以来久々の鑑賞。相変わらずちっとも救いがない。ハードボイルドと評価する向
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