衝撃のドキュメント・中島貞夫監督映画「にっぽん’69 セックス猟奇地帯」を観る

1969年公開の東映映画。当時の風俗事情を捉えたドキュメント。ま、出てくるものと言えば学生運動に新宿の風景。若き日の唐十郎、フーテン族、ストリップ。ブルーフィルムから乱交パーティー。北海道から沖縄までまあいろんな映像が出てくる。当時、沖縄に渡るにはパスポートが必要な時代だっけ。まだ返還前ですからな。これも一つのエログロ路線といえばそうかも。美容整形の手術の様子が怖いのなんの。痛そうとかいう話ではな
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東映超カルト映画・石井輝男監督「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」を観る

1969年公開の東映映画。原作は江戸川乱歩「パノラマ島奇譚」。とはいうものの、「孤島の鬼」など他の作品ミックスしまくり状態。とんでもなくわけわからん世界が炸裂する。あらすじ精神病院にいきなり監禁される医大生・人見(吉田輝雄)。なんで俺が監禁されなあかんねん!そう思いながら幻覚の中で聴いた子守唄を頼りに周囲のやつをぶち殺し脱走。そして公園で子守唄の女と出会う。彼女の名は初代(由美てる子)。お互い孤児
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東映カルト映画・石井輝男監督「明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史」を観る

1969年公開の東映映画。阿部定本人が少しだけ出演している貴重な映画。タイトルは明治・大正・昭和でも大正時代の事件はない。さすがだ。あらすじ自分の妻がレイプされた上に殺害されてしまった男・村瀬(吉田輝雄)。彼は監察医務院の執刀医だった。なかなか犯人が捕まらないので、警視庁の事件簿を読めば何かヒントが見つかるかもしれないと考える。<東洋閣事件>昭和35年、温泉客相手に土産物屋を営んでいた絹枝。彼女は
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伝説のカルト映画・石井輝男監督「異常性愛記録 ハレンチ」

1969年公開の東映映画。とうとう異常性愛記録とタイトルにまでつくようになった。ただただ変態行為が炸裂する伝説のカルト映画。監督は石井輝男。あらすじ典子(橘ますみ)はバーのママ。ある日、デザイナーの吉岡(吉田輝雄)に惹かれ速攻寝る。しかし、典子には毎日身体を求める深畑(若杉英二)がいた。このおっさんは工場経営している奴で妻も子供もいる。典子をレイプして以来ずるずる関係を続けしかも変態。嫉妬深いわ他
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女番長シリーズ1・東映映画「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」を観る

1971年公開の東映映画。時代を感じるというか何というかトンデモ映画。あらすじ関西の女番長グループ「アテネ団」。なぜだか全員並んで仁義をきるこのわけわからんグループのリーダー・玲子(池玲子)の美貌にメロメロの地元の愚連隊連中。そして勢力拡大にこれらの連中を利用しまくる秋本組組長(安部徹)。似合うなあ。で、この秋本組にいる刑務所帰りの土居(天知茂)。足を洗おうとしていた土居はヘタうった玲子を助ける。
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深作欣二42・東映映画「ドーベルマン刑事」を久々に観る

1977年公開の東映映画。原作はジャンプに連載されていた同名作だがタイトル以外は似ても似つかぬ作品となった。あらすじ新宿で女性の焼死体が発見。被害者の身元は石垣島出身と判明。警察は連続殺人放火魔の仕業と断定、元暴走族の三迫(岩城滉一)に容疑がかかる。女の遺骨を引き取りに石垣署からやってきた加納(千葉真一)。事件に疑問を持った彼は、新人歌手(ジャネット八田)の救出に力を貸して以降、芸能界の裏側に突っ
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深作欣二36・東映映画「資金源強奪」を久々に観る

1975年公開の東映映画。主演は北大路欣也、監督は深作欣二。毎度おなじみピラニア軍団、太地喜和子などが出演。あらすじ武司(北大路欣也)は八年前に羽田組幹部・国吉(名和宏)の命で対立する組長を射殺し刑務所に送られた。服役中に武司は組から現金強奪計画を立て、出所後に刑務所で知り合った別所(川谷拓三)と熊吉(室田日出男)を仲間に引き入れる。三人は組の花会を襲い3憶5千万を奪って逃走。一年間は金に手を出す
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女必殺拳シリーズ4・映画「女必殺五段拳」を観る

1976年公開の東映映画。女必殺拳シリーズ第4弾であり最終作。東映任侠映画で活躍した小沢茂弘監督最後の映画でもある。あらすじ男よりも武道に熱中する西陣織物問屋の一人娘、中川菊(志穂美悦子)。その彼女が麻薬取引に巻き込まれた沖縄出身の兄妹を救うべく、麻薬Gメンの高木(渡瀬恒彦)と共に撮影所に巣くう巨悪と対決する話。感想アクションだけでなく人間関係のアヤのつけ方がわかりやすい。副主演のミッチー・ラブと
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女番長シリーズ3・東映映画「女番長ゲリラ」を観る

1972年の東映映画。女番長シリーズ第3弾。主演は毎度おなじみ杉本美樹、池玲子、ゲストは岡八郎、鳳啓介・京唄子、あがた森魚、カシアス内藤。あらすじどういうわけか左胸に入れ墨を入れた杉本美樹ら新宿赤ヘル団。新平家ブームに沸く京都にやってきて、観光客相手に荒稼ぎ。で、毎度おなじみ地元のスケバンと対決。タイマン勝負で勝つもののそれを認めない連中に囲まれる。そこに登場、元総番・池玲子が仲裁に入る。池玲子の
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東映アクション映画「帰ってきた女必殺拳」を観る

1975年公開の東映映画。主演はもちろん志穂美悦子。あらすじと感想毎度おなじみの展開が炸裂。香港にいる志穂美悦子に失踪した女性の捜索を依頼に来た、千葉真一の弟・千葉治郎。ま、断るはずはないわいな。で、資料を渡そうとしたら飛んでくるナイフ。予想通りたちまち乱闘。なぜだか刺されるシーンがないまま千葉治郎はあえなく死亡。その時連れていた子どもとともにビジンダー志穂美悦子は横浜に。そしてまたまた襲われる。
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