1982年6月から8月にかけてTBSで放送。全13回。大衆演劇とサラ金を組み合わせた脚本が斬新の一言。西田敏行、泉ピン子、木の実ナナ、財津一郎、梅沢富美男、萬田久子などバラエティ豊かな出演陣も魅力。一言でいえばサラ金の取り立て屋をやっている沼田(西田敏行)と彼から逃げ回る借金抱えてる人々がひょんなことから旅回り一座を結成する羽目になるお話。最初はひたすら金の回収をしていた血も涙もない沼田が旅回り一
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1987年4月から6月にかけてTBSで放送。全10回。当時人気絶頂だった中山美穂が母親役を演じるというアイデアの良さと、これまた話題の美少女だった後藤久美子との共演が話題を呼んだ。あらすじ人気絶頂アイドル・中山美穂が極秘結婚。相手は中学時代の恩師である水沢(三田村邦彦)。継母となり芸能活動と主婦業に奮闘する美穂だが、これまで家を切り盛りしてきた長女・晶(後藤久美子)と全くウマが合わず、ことあるごと
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1988年10月から11月にTBSで放送。全8回。それまで「親子ゲーム」や「親子ジグ・ザグ」で主演し、歌手だけではなく役者としての地位も確立していた長渕剛。一転ヤクザを演じたこのドラマは、とてつもないインパクトだった。あらすじ2年の刑期を終えてシャバに出てきた英二(長渕剛)。ところが、迎えに来たのは弟分の常吉(哀川翔)だけ。愛した女はとうの昔に去り、妹のあずさ(仙道敦子)は英二に反発。大学を中退し
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1986年7月から9月にTBSで放送。全10回。脚本は鎌田敏夫、主演は明石家さんまと大竹しのぶ。奥田瑛二、片岡鶴太郎、池上季実子、賀来千香子、芸能リポーターだった小川みどりがドラマ初出演だった。あらすじと感想大都会・東京を背景に結婚適齢期男女七人の恋愛や人生に関する心の揺れを描き大ヒットしたこのドラマ。石井明美の主題歌「Cha-Cha-Cha」も大ヒット。こういう男女集団ものってありそうでなかった
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1975年5月から1982年4月にかけてTBS系列土曜夜9時から放送。全355回。滑走路にGメン7人(時には6人)が横並びになって歩くタイトルバックは、令和の時代になっても記憶に鮮やか。あらすじと感想もともとこの土曜9時枠は「キイハンター」に始まり、「アイフル大作戦」「バーディー大作戦」とアクション重視、時にはコミカルさも加えた作品が続いていた。そのあと登場したのがこのハードボイルドGメン75。視
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1974年1月から10月にかけてTBSで放送。全39回。それまでのホームドラマは女性の主人公が多かったが、本作はものわかりの悪い父親を主人公にした男のドラマ。作曲家の小林亜星演じる石屋の雷オヤジを中心に、毎回起こる騒動をバラエティー色豊かに描き大ヒットした。主要登場人物は寺内貫太郎……小林亜星。この人が「北の宿から」を作ったなんて。 里子……加藤治子。大岡越前といい、頑固オヤジの傍が似合う。
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1981年秋クールのドラマ。全14回。等身大の若い女性を主人公に据えたところが新しかった。同じ金曜夜10時にスタートしたのが「北の国から」で、名脚本家同士の対決が話題を呼んだ。ある意味ドラマの黄金期を象徴する出来事といえる。あらすじと感想主人公の女性3人組を演じたのは田中裕子(香織)、森昌子(のぶ代)、古手川祐子(久美子)。香織はOL,のぶ代はガム工場で働き、久美子はロマンスカーで勤務している。こ
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1977年6月~9月放送。全15回。ホームドラマの流れを変えたと言われる名作。第15回ギャラクシー賞などの栄誉に輝いた。あらすじと感想商社マンの田島謙作(杉浦直樹)、妻・則子(八千草薫)、大学生の娘・律子(中田喜子)、高校生の繁(国広富之)。どこにでもありそうな中流家庭の崩壊と希望を描いたもの。もともとは東京新聞に山田太一が連載していた小説。ドラマ化にあたっては家庭をリアルに描きたいとする作者と地
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1977年6月から約半年間放送。全26回。赤いシリーズ第5弾の本作は最終回で37.2%を記録。脚本家でさえ誰が犯人かわからない話の展開が話題を呼んだ。あらすじ音楽大学助教授の大沢(宇津井健)。彼は弟の実(石立鉄男)が勧めてくれたスナックでピアノを弾いていた田代(水谷豊)を弟子に。しかし、これが悲しい運命を呼んでいくことに――という話。感想赤いシリーズと言えば山口百恵のイメージが強いが、実はこの「赤
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1985年にTBSで放送されてた大映ドラマ。息の長い活躍を続ける小泉今日子の初主演連続ドラマだった。あらすじと感想北海道の漁村で育ったキョンキョンが母親の死をきっかけに自分の出生の秘密を確かめるため上京する。それでまあ亡き父の娘であることを証明するため、迫害を受けまくりながらもピアニストを目指すお話。出演はキョンキョンの他、辰巳琢郎、賀来千香子、柳沢慎吾、辺見マリ、高木美保。さらに大映ドラマ御用達
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