1972年4月公開の東映映画。梶芽衣子東映主演第一作。あらすじ刑務所帰りのナミ(松島ではない)。父親の昔の仲間のビリヤード屋に下宿。ホステスのスカウト・隆次(渡瀬恒彦)の紹介で銀座のホステスになる。稼いだ金は刑務所に入る理由になった未亡人と子どものところへ。しかし、地元ヤクザの大和田(南原宏治)が店の乗っ取りをたくらむ。隆次の兄貴分(梅宮辰夫)が殺された時、ナミと隆次の怒りは頂点に!感想まあ、任侠
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1977年10月からTBSで全6回の放送。あらすじ金田一耕助は静養するために紹介してもらった岡山県と兵庫の県境、鬼首村の「亀の湯」に逗留する。人当たりのいい女主人、青池リカ(佐藤友美)は夫を23年前に殺され犯人と目される恩田育三は逃亡、行方不明。耕助は滞在中、リカの息子・歌名雄(高岡健二)、娘・里子(池波志乃)、村の有力者・仁礼嘉平(鈴木瑞穂)、庄屋の末裔・多々良放庵(小沢栄太郎)と顔を合わせる。
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何度か映像化されている松本清張の短編「証言」。今日のは土曜ワイド劇場1984年版。あらすじやりての商社マン石野は部下の千恵子と不倫関係にあった。千恵子の家からの帰り道、顔見知りの保険外交員杉山とすれ違いざま思わず挨拶を返してしまう。石野は杉山が余計なことを言いふらさないか気がかり。ある日、杉山が殺人事件の容疑者として逮捕される。石野は警察から杉山のアリバイの証言を求められる。しかし、小市民の悲しさ
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1969年12月公開の東映時代劇映画。「賞金稼ぎ」シリーズ第2弾。あらすじと感想主演はもちろん若山富三郎。大木実ほか4人を引き連れ重税に苦しみ一揆に立ちあがった百姓を助けるべく砦に乗り込む。「七人の侍」かよという話なのだが。軍勢に攻め込まれてもなんのその。取りだしましたる「ガトリング・ガン」で派手に撃退。なんで市井の町医者がそんなもん持ってんのよ、という疑問はさておき。「ワイルドバンチ」顔負けにぶ
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1960年8月に公開された東映オールスター映画。当時の金で2億を超える配収を上げ、同年の邦画配収ランキング第7位。あらすじと感想映画しか娯楽のない時代の賜物。監督は東映京都のトップ監督、松田定次。脚本は黒澤明が頼りにしていた小国英雄。日本一脚本料が高かった人。もっと評価されてもいいのにね。水戸黄門には時代劇の重鎮、月形龍之介。白いヒゲ面の黄門像を定着させたお方である。どっちかといえば吉良上野介の方
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1961年公開、東宝映画。松本清張「黒い画集」シリーズの1本。主演はまだ「ご一緒」願わない時代の池部良。助演は「芹沢博士」平田昭彦。ヒロインは松本清張が大好きだった新珠三千代。あらすじ舞台は銀行。大学の同窓の常務桑山のヒキでいきなり課長から池袋支店長になった沖野。新任の挨拶回りで料亭の女主人奈美と出会う。奈美の資金を用立てているうちに沖野は奈美とデキてしまう。ある日、たまたま支店に寄った桑山は偶然
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1973年10月~1974年3月、日テレ系列で放送。子連れ狼第1部と第2部の間の番組。日曜日に放送してたのね。あらすじ時は天保、密輸を持ちかけられた長崎奉行は「不正は役人のすることではない」と拒否。するとイスパニア剣士が奉行ならびにその妻を殺害。さらに息子の喉を切り裂き、その許嫁を凌辱し逃走。とんでもない害人である。声を失った息子は剣の腕を磨き、18年後「鬼一法眼」と名乗り仇敵目指し復讐の旅に出る
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2013年8月10日放送。シリーズ第8弾。といっても土曜ワイド劇場になってからのことで本当はその前にTBSで2話だけ放送されている。なので通算でいえば10作目だ。最初に放送されたのはもう22年前ぐらい。その時は「刑事・野呂盆六」だった。倒叙ものはミステリーの1ジャンルで有名なのはあの「刑事コロンボ」。今回の内容は盆六と会う予定だった写真家の丸賀が殺された。丸賀は女優の川島可子の不倫現場を写した写真
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2006年12月27日TBS系列で放送。映画で1回、テレビドラマで8回映像化の松本清張の人気作品。1959年から「女性自身」で1年間連載。人妻と青年検事のラブロマンス。青木ヶ原樹海を自殺の名所にした作品でもある。いろんな組み合わせで映像化されてる作品だが今回は麻生祐未と小泉孝太郎。2006年当時ならそんなもんかね。映画で青年検事小野木役を演じた津川雅彦が今回は敵役。46年経ってても役者やってるとこ
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1968年大映映画。女賭博師シリーズ第8弾。あらすじと感想監督は「ガメラ」の田中重雄。主演は「昇り竜のお銀」江波杏子。普通シリーズって多少なりとも連続性があるものだが、なぜかこれに限っては毎回違う父親(賭博師)が江波杏子を一流の賭博師に育てる。まあロクに育てるシーンはないのだが。この作品ではいきなり5年後に話が飛び、もう女賭博師になってる。せめて手ほどきするシーンぐらい入れたらどうだ。で、毎回父親
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