1963年公開の大映時代劇映画。忍びの者シリーズ第3弾。監督は山本薩夫から森一生に交代。主演は市川雷蔵、出演は若尾文子、東野英治郎、三島雅夫など。あらすじ三条河原で釜茹での刑にされた石川五右衛門(市川雷蔵)。ところが、それは替え玉で服部半蔵(伊達三郎)に助けられる。半蔵は徳川家康(三島雅夫)配下の忍者だった。五右衛門は亡き妻と子の仇を取るべく秀吉(東野英治郎)に復讐していく。関白英次や正室北政所を
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1965年公開の大映時代劇映画。原作は柴田錬三郎、監督は三隈研次。主演は市川雷蔵、出演は姿美千子、佐藤慶、内田朝雄など。あらすじ「犬っ子」と呼ばれ不遇の生を受け育った斑平(市川雷蔵)。花づくりの名人としてやっと登城を許されるようになる。藩主・正信(戸浦六宏)の奇行ぶりが目立つようになりお取りつぶしを危惧する藩内の世論は真っ二つに。そんな中、初老の浪人(内田朝雄)から剣の手ほどきを受け、めきめきと上
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1958年公開の新東宝映画。監督は石井輝男、主演は宇津井健。当時の銀座の風景などが出てくるセミ・ドキュメンタリータッチの映画。あらすじ舞台は銀座。コールガール紹介のカードを持ってナイトクラブ「アリゾナ」にやってきた吉岡(宇津井健)。鍵を受け取りホテルに行くとそこには変わり果てた女の死体が。逃亡した吉岡は指名手配されるが、実は大阪から来た警視庁の敏腕捜査課長だった。正体を隠し「アリゾナ」の売春組織を
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1987年9月26日土曜ワイド劇場で放送。原作は高木彬光、主演は近藤正臣。決してピアノを足で弾いたりはしない。ゲストは結城しのぶ、可愛かずみ、大出俊、仲谷昇など。あらすじテレビドラマの記者会見に誘われた神津恭介(近藤正臣)。以前、雑誌で対談したことのある元女優・漆田香子(結城しのぶ)の夫、漆田道太郎(仲谷昇)が社運を賭けた大型ドラマの制作発表だったからだ。しかし、会見の席上で主演女優が何者かに銃撃
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1960年公開の新東宝映画。ハンサムタワーズの一人、吉田輝雄のデビュー作。まさか後に異常性愛路線でも監督とコンビを組むとは夢にも思わなかっただろう。あらすじ舞台は「東洋のカサブランカ」対馬。そんな言葉で呼ばれとったんかいという感じだが。ここにあるのが麻薬密輸団の拠点クラブ。港町にあるとは思えない派手目の内装。現れたのは香港本部から来た大神(吉田輝雄)。支配人や従業員ににらみを利かせ、マダムである百
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1973年12月公開の東映映画。梶芽衣子主演の女囚さそりシリーズ第4弾にして最終作。監督は伊藤俊也から日活アクションを支えた長谷部安春に交代。出演は梶芽衣子、田村正和、細川俊之、またおんのか渡辺やよいなど。あらすじ刑務所を脱走し逃亡を続けている松島ナミ(梶芽衣子)。ところが、鬼警部・児玉(細川俊之)によって逮捕される。そんなことでめげるわけがないナミは護送中に警官のスキをついて運転手を襲う。電柱に
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1988年公開の東映映画。与謝野晶子、有島武郎、大杉栄、伊藤野枝など大正時代を描いた群像劇。出演は吉永小百合、松田優作、緒形拳、池上季実子、松坂慶子など豪華。あらすじ時は大正12年。歌人である与謝野晶子(吉永小百合)は、歌の師匠でもある与謝野鉄幹(緒形拳)と結婚していた。若き日に親兄弟を捨てて鉄幹と結ばれた晶子も今では39歳となり、11人もの子供を抱えて暮らしていた。ところが、鉄幹のうつ病がひどく
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1973年公開の女囚さそりシリーズ第3弾。主演はもちろん梶芽衣子。成田三樹夫、李礼仙、渡辺やよい、南原宏治などが出演。あらすじ脱獄したナミ(梶芽衣子)だったが地下鉄で見つけられてしまう。しかし、ナミは一人の刑事をドスで殺し手錠をうった権藤刑事(成田三樹夫)の右腕をブチ切り行方をくらます。夜の墓場でブチ切った右腕を食らうナミを見つめる女がいた。その若い女・ユキ(渡辺やよい)は病気の兄を養うため売春し
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1973年公開の恐怖女子高校シリーズ第4弾。オレが生まれた時期にこんなの公開してたのね。主演は毎度おなじみ池玲子。その他も相変わらずの面々。あらすじとある場所にある私立聖和女子学院。「聖和」か「性和」か知らんが海外留学制度とスポーツが売り物の学園。ところが、そんな学園にも毎度おなじみ不良グループ。今回のお名前は黒バラ会(笑)70年代スケバンの格好で颯爽と街を闊歩してくれる。ここの番長が紅原竜子(衣
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1966年公開の大映映画。原作は言わずと知れた山崎豊子。主演は後のテレビドラマ版でも主役の田宮二郎。鵜飼教授の小沢栄太郎、大河内教授の加藤嘉も同じ役。大学病院の内幕を暴いたため、撮影協力を断られまくりながらも複雑に入り組んだ人間模様をダイナミックに描き大ヒットした。あらすじ名誉ある浪速大学医学部。ここでは翌年定年退官となる東教授(東野英治郎)の後任を巡り激烈な事前工作運動が行われていた。最有力候補
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