土曜ワイド劇場・探偵神津恭介の殺人推理6「私は殺される」を観る

1987年9月26日土曜ワイド劇場で放送。原作は高木彬光、主演は近藤正臣。決してピアノを足で弾いたりはしない。ゲストは結城しのぶ、可愛かずみ、大出俊、仲谷昇など。あらすじテレビドラマの記者会見に誘われた神津恭介(近藤正臣)。以前、雑誌で対談したことのある元女優・漆田香子(結城しのぶ)の夫、漆田道太郎(仲谷昇)が社運を賭けた大型ドラマの制作発表だったからだ。しかし、会見の席上で主演女優が何者かに銃撃
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石井輝男監督・新東宝映画「女体渦巻島」を観る

1960年公開の新東宝映画。ハンサムタワーズの一人、吉田輝雄のデビュー作。まさか後に異常性愛路線でも監督とコンビを組むとは夢にも思わなかっただろう。あらすじ舞台は「東洋のカサブランカ」対馬。そんな言葉で呼ばれとったんかいという感じだが。ここにあるのが麻薬密輸団の拠点クラブ。港町にあるとは思えない派手目の内装。現れたのは香港本部から来た大神(吉田輝雄)。支配人や従業員ににらみを利かせ、マダムである百
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女囚さそりシリーズ4・映画「女囚さそり 701号怨み節」を久々に観る

1973年12月公開の東映映画。梶芽衣子主演の女囚さそりシリーズ第4弾にして最終作。監督は伊藤俊也から日活アクションを支えた長谷部安春に交代。出演は梶芽衣子、田村正和、細川俊之、またおんのか渡辺やよいなど。あらすじ刑務所を脱走し逃亡を続けている松島ナミ(梶芽衣子)。ところが、鬼警部・児玉(細川俊之)によって逮捕される。そんなことでめげるわけがないナミは護送中に警官のスキをついて運転手を襲う。電柱に
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深作欣二監督56・映画「華の乱」を観る

1988年公開の東映映画。与謝野晶子、有島武郎、大杉栄、伊藤野枝など大正時代を描いた群像劇。出演は吉永小百合、松田優作、緒形拳、池上季実子、松坂慶子など豪華。あらすじ時は大正12年。歌人である与謝野晶子(吉永小百合)は、歌の師匠でもある与謝野鉄幹(緒形拳)と結婚していた。若き日に親兄弟を捨てて鉄幹と結ばれた晶子も今では39歳となり、11人もの子供を抱えて暮らしていた。ところが、鉄幹のうつ病がひどく
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女囚さそりシリーズ3・映画「女囚さそり けもの部屋」を久々に観る

1973年公開の女囚さそりシリーズ第3弾。主演はもちろん梶芽衣子。成田三樹夫、李礼仙、渡辺やよい、南原宏治などが出演。あらすじ脱獄したナミ(梶芽衣子)だったが地下鉄で見つけられてしまう。しかし、ナミは一人の刑事をドスで殺し手錠をうった権藤刑事(成田三樹夫)の右腕をブチ切り行方をくらます。夜の墓場でブチ切った右腕を食らうナミを見つめる女がいた。その若い女・ユキ(渡辺やよい)は病気の兄を養うため売春し
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東映映画「恐怖女子高校 アニマル同級生」を観る

1973年公開の恐怖女子高校シリーズ第4弾。オレが生まれた時期にこんなの公開してたのね。主演は毎度おなじみ池玲子。その他も相変わらずの面々。あらすじとある場所にある私立聖和女子学院。「聖和」か「性和」か知らんが海外留学制度とスポーツが売り物の学園。ところが、そんな学園にも毎度おなじみ不良グループ。今回のお名前は黒バラ会(笑)70年代スケバンの格好で颯爽と街を闊歩してくれる。ここの番長が紅原竜子(衣
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山本薩夫監督・大映映画「白い巨塔」を久々に観る

1966年公開の大映映画。原作は言わずと知れた山崎豊子。主演は後のテレビドラマ版でも主役の田宮二郎。鵜飼教授の小沢栄太郎、大河内教授の加藤嘉も同じ役。大学病院の内幕を暴いたため、撮影協力を断られまくりながらも複雑に入り組んだ人間模様をダイナミックに描き大ヒットした。あらすじ名誉ある浪速大学医学部。ここでは翌年定年退官となる東教授(東野英治郎)の後任を巡り激烈な事前工作運動が行われていた。最有力候補
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深作欣二13・東映映画「北海の暴れ竜」を久々に観る

1966年公開の東映仁侠映画。主演は若かりし梅宮辰夫。出演は山城新伍、谷隼人、清川虹子、藤田進、高木丈二、そして安部徹に三原葉子。おなじみと言えばおなじみ。あらすじ舞台は北海道のある小さな漁村。地元の有力な網元である山形家の次男・次郎(梅宮辰夫)。久しぶりに故郷に帰ってきたのだが我が家は没落していた。漁師たちも安部徹と室田日出男の強力2トップ(しかも親子だ)、芦田一家にいいようにこき使われている始
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大河ドラマ14「風と雲と虹と」を観る

1976年放送の大河ドラマ第14弾。庶民のために戦った英雄、平将門の生涯を描いたもの。原作は海音寺潮五郎「平将門」「風と雲と虹と」。主演は加藤剛、共演は山口崇、緒形拳、露口茂など錚々たるメンバー。平小次郎将門ってええ名前やねえ。要するに将門が真面目過ぎたのがよかったのか悪かったのか。京へ上ってわいろが横行している状況に辟易してなおかつ己のことしか考えない親戚一同などにあきれて一族の内紛に巻き込まれ
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女番長シリーズ2・東映映画「女番長ブルース 牝蜂の挑戦」を観る

1972年公開の東映映画。監督は鈴木則文、主演は池玲子。この頃杉本美樹はまだ脇役な感じ。SM担当と言うべきか(笑)あらすじ冒頭から元気いっぱいの池玲子率いる京都パール団。なぜだか渡辺やよいだけ着物姿。やってることは高校生に裸の写真売りつけたりチンケな気もするが、修学旅行生相手に売春したり盛り場を荒らしまくっていた。そこにやってきました大阪から勢力を伸ばしてきた黒百合会(笑)当然のごとく相手グループ
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