1966年公開の眠狂四郎シリーズ第7弾。第4作「眠狂四郎女妖剣」のイカレポンチ菊姫リターンズ。あらすじ眠狂四郎に恥辱の扱いを受けたイカレポンチ菊姫。何が何でも狂四郎に復讐せんとあらゆる手段に打って出る。手持ちの忍者どもを使い、狂四郎を襲いまくる。挙句の果てには腕利きの剣術指南の嫁を殺し、狂四郎の仕業に見せかけて剣術指南に斬りこませる。ことごとく突破した狂四郎だが、身売りされそうになっていたはるを人
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1965年公開の大映時代劇映画。眠狂四郎シリーズ第6弾。主演は市川雷蔵、瑳峨三智子、須賀不二男らが出演。あらすじある日、自分を買ってくださいと女に懇願された眠狂四郎(市川雷蔵)。一両を渡しその武家風の女の申し出を断るのだが、翌朝女は自害。以前、狂四郎に殺された兄の敵討ちに燃えるおりん(瑳峨三智子)に嘲笑される。狂四郎は死んだ女のために大工の孫・鶴松を預かる。鶴松は信州岩城藩主が妾に産ませた子だった
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1968年公開の大映時代劇映画。眠狂四郎シリーズ第10弾。主演はもちろん市川雷蔵、監督は第1作以来の田中徳三。田村高広、伊藤雄之助、高田美和、小沢栄太郎、安部徹らが出演。あらすじ北國を旅する眠狂四郎(市川雷蔵)。途中、侍を襲い密書を奪い取ろうとする一団に遭遇。侍たちが奪った密書は偽物で、本物は狂四郎が預かることに。道筋にある佐伯藩では、城主の病気療養をいいことに家老・稲田外記(安部徹)と同じく家老
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1953年公開の独立プロ映画。同年度のキネマ旬報ベストテン第1位を獲得。原作は樋口一葉「十三夜」「大つごもり」「にごりえ」。この3つをオムニバス形式で構成しているのが特徴。監督は今井正、女優陣は丹阿弥谷津子、久我美子、淡島千景。あらすじ第1話。わがまま娘に育ち嫁いだせき(丹阿弥谷津子)。中秋名月の日に一人息子をほったらかして実家に帰ってくる。同情する母親とええとこ嫁いだのに帰ってこられてはたまらな
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1964年公開の大映時代劇映画。市川雷蔵主演の眠狂四郎シリーズ第4弾。ちょうど東京オリンピックの時期に公開され、シリーズ一番のヒット作となった。あらすじ突如川に上がった2人の美女の土左エ門。眠狂四郎(市川雷蔵)は隠れキリシタンからその女たちが大奥にいたことを知らされる。将軍の娘・菊姫(毛利郁子)は女たちを阿片でボロボロにするなどやりたい放題。その背後にいたのが備前屋(稲葉義男)で阿片の密輸が露見し
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1965年公開の東映映画。前作「網走番外地」のヒットを受け、急遽製作された第2弾。第1弾からの公開がわずか3ヶ月しか空いていない。なかなか現代では考えられませんな。主演はもちろん高倉健、監督は石井輝男。瑳峨三智子、アイ・ジョージ、田中邦衛、中谷一郎らが出演。あらすじ函館から青函連絡船に乗った橘(高倉健)。ところが、ダイヤ強奪及び修道尼殺しの容疑までかけられてしまう。一緒に船に乗っていたのは大槻(ア
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1961年公開の大映映画。監督は市川崑、キネマ旬報ベストテン第10位作品。船越英二、岸恵子、山本富士子、中村玉緒、岸田今日子らが出演。何度かリメイクされていて人気が高い。あらすじテレビ・プロデューサーの風松吉(船越英二)。結婚はしているが仕事柄近寄ってくる女性は多く、また美人ぞろいだ。妻の風双葉(山本富士子)はストレス解消でレストラン経営に精を出していてあきらめている。ところが、松吉はだんだん女た
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1975年公開の東映映画。監督は石井輝男、主演は高倉健。2人のコンビ最終作。他に菅原文太、木の実ナナ、田中邦衛、小池朝雄などが出演。あらすじ網走刑務所を脱走した7人の侍ならぬ囚人たち。すったもんだの挙句、生き残ったのは梢(高倉健)と国岩(菅原文太)だけ。そもそも梢は剛田(田中邦衛)に誘われて銀行強盗に参加したのだが、警備員を殺害しただけでなく自分だけアリバイを作り、すべての罪を自分に着せた剛田に復
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1963年公開の大映時代劇映画。原作は南條範夫、監督は井上梅次。主演は市川雷蔵、天知茂、金子信雄、高千穂ひづる、万里昌代らが出演。あらすじ時は戦国時代。百姓の二宮香之助(市川雷蔵)は武士に憧れていた。ある日、軍監・篠村佐兵太(金子信雄)が二宮のもとを訪れ、召し抱えてくれるという。喜んで篠村のもとを訪れるが、与えられた役割は影武者。三田谷城城主・池本安高(市川雷蔵・二役)は二宮と瓜二つ。影武者に雇わ
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1962年公開の独立プロ映画。もともとはテレビドラマで書かれた安部公房脚本を映画化。監督はこれがデビュー作の勅使河原宏。主演は井川比佐志。田中邦衛、佐々木すみ江、観世栄夫、佐藤慶などが出演。あらすじ舞台は北九州の炭鉱地帯。小さなヤマを渡り歩き食えなくなった坑夫(井川比佐志)。息子と仲間とともになんとかその日暮らしでしのいでいた。ある日、いつものように日当を受け取ろうとすると下宿の親父が働き口の紹介
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