1950年公開の独立プロ映画。いわゆる本庄事件をモデルに、現地ロケを敢行しセミ・ドキュメンタリータッチで再現した作品。各社スタッフ、俳優が企業の枠を超えて製作に協力し、圧力に屈せず完成させた。この映画の成功によって、独立プロ映画が大きく飛躍していくことになる。監督は山本薩夫、原作は朝日新聞浦和支局の「ペン偽らず」。あらすじヤミ織物の本場と言われる東条町。なぜだか摘発が行われず、一見穏やかに見える平
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1972年公開の日活ロマンポルノ。主演の伊佐山ひろ子がキネマ旬報主演女優賞を受賞するなどロマンポルノの枠を超え、日本映画を語るうえで欠かせないエポックメイキング的な作品として評価されている。あらすじ夏の日差しが照り付ける中、大阪にやってきたストリッパーのはるみ(伊佐山ひろ子)。彼女は現在のヒモと出所帰りのヒモ(粟津號)と話し合う予定だったが、現在のヒモが逃走。仕方なく出所帰りと元さやに戻る。はるみ
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1993年の1月~3月にフジテレビ系列で放送された月9ドラマ。全11回。脚本は後に「踊る大捜査線」を書く君塚良一さん。主演は菊池桃子、工藤静香。時代を感じますな。工藤静香の「慟哭」が主題歌。一晩中泣くあれね。作ったのは中島みゆき、後藤次利コンビ。当時、これでもかというぐらいカラオケで聞かされた覚えがある(笑)出演は保坂尚輝、桐島かれん、別所哲也、緒川たまき。このあたりがメインかな。そして先日お亡く
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1983年公開の松竹映画。原作は松本清張の同名小説。監督は野村芳太郎。出演は勝新太郎、岩下志麻、松坂慶子、渡瀬恒彦、いしだあゆみなど豪華絢爛。残念ながらなぜだかDVD化はされていない。著者が評価しなかったせいもあるが。1992年にはTBSでテレビドラマ化されている。あらすじ次期総裁を狙う通産大臣の寺西(勝新太郎)。首相の桂(芦田伸介)からの禅譲を期待しているが、一寸先は闇で魑魅魍魎の世界である政界
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1977年公開の日活ロマンポルノ。原作はフランスの作家、レーモン・ラディゲ。ベストセラーなんだよなこれ。フランス映画にもなってるし、これでジェラール・フィリップが一躍スターに。こんな原作をロマンポルノに持ってくるところが凄いというか何というか。出演は野平ゆき、伊藤幸雄、中島葵、林ゆたか、あき竹城など。あらすじと感想祖父の三周忌で親戚の直子(野平ゆき)と出会う高校生の純(伊藤幸雄)。江戸川乱歩美女シ
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1979年公開の日活ロマンポルノ。原作はなんと「ウルトラマン」シリーズなどで活躍した実相寺昭雄。監督は「大江戸捜査網」も撮ってた西村昭五郎、脚本は桂千穂。出演は毎度おなじみ片桐夕子、山口美也子、八城夏子の女優陣になぜだか結構出てくる三谷昇、若かりし矢崎滋など。2009年にはさとう珠緒、宮川一朗太のコンビでリメイクされている。あらすじとある食品会社に勤務する猫田千吉(本郷淳)の妻、弘子(片桐夕子)。
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1963年公開の東映映画。出だしのストップモーションや新聞記事が出るところは、後の大ヒット映画「仁義なき戦い」にも活かされている。出演は内田良平、三田佳子、佐藤慶、戸浦六宏など個性豊かな面々。あらすじ刑務所帰りの風間(内田良平)。地元に戻ってみればかつての縄張りはもう自分のものではなくなっていた。だったら違うことしたろやないけと思い、縄張り奪った組織のボスさらって身代金大作戦を考える。とりあえず仲
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1997年の夏クールにフジテレビ系列で放送。全12回。一言でいえば男たちの夏休みのお話。主演は反町隆史と竹野内豊。脚本は岡田惠和。若き広末涼子、稲森いずみ、マイク眞木などが出演。あらすじヒモ同然の生活をしている桜井広海(反町隆史)。しかしとうとう愛想をつかされ、部屋を追い出されることに。仕方がないので車で海に向かうが途中でガス欠になったり散々な目に。一方、休暇を取って海に向かっていたエリート商社マ
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1980年公開の日活ロマンポルノ。監督は神代辰巳、脚本は荒井晴彦のゴールデンコンビ。原作はひさうちみちお。今では大学の特任教授(笑)ぜひ学生に見せてあげてほしいものだ。出演は太田あや子、北原理絵、山科ゆり、宮下順子、北見敏之など。あらすじとある学園で巻き起こる教師からかおうぜ大作戦。首謀者として連れて行かれそうになったみちおをかばい、連れていかれる幸子(太田あや子)。罰として化学実験室の掃除を命じ
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1979年9月22日、船橋ヘルスセンターから生中継。ゲストは西城秀樹、森昌子、岩崎宏美、アグネス・チャン。前半は毎度おなじみ相撲コント。足が極端に短い志村けんの動きは何回観てもオモロい。岩崎宏美「万華鏡」アグネス・チャン「100万人のジャバウォーキー」森昌子「ためいき橋」と歌が続く。少年少女合唱隊。課題曲はアグネス・チャンの復帰作「アゲイン」。これをものまねで歌うというものだが、森昌子・岩崎宏美は
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