伝説のテレビ時代劇・三船敏郎主演「荒野の素浪人」を久々に観る

1972~1973、1974年に全104話で放送された作品。
最初が第1シリーズ、次が第2シリーズみたいな感じ。

あらすじと感想

メインキャストは
峠九十郎……言わずと知れた三船敏郎。椿三十郎の3倍強い。
鮎香之介……衆議院議員じゃない大出俊。
すっぽんの次郎吉……まだ夜明けの刑事じゃない坂上二郎。

そこに第1シリーズは「さそり」のイメージはどこへやら
おきゃんな感じの「からっ風のお文」梶芽衣子や、
「濡れつばめのお柳」小川真由美が時々からむ展開。

ま、見どころはといえば三船敏郎の殺陣。
ていうかそれぐらいしかない。
三船敏郎は常に鬼瓦権蔵状態。子供には笑うけど。
はしゃぎすぎの次郎吉と峠の旦那の掛け合いも面白いが。
それをクールに見ている香之介の存在も嫌いではない。

香之介はお家改易による浪人。
剣の腕はからっきしで竹光をさしている。
だが、銃の腕前は超一流。
なんせあだ名が「五連発の旦那」だ。
この銃が白いのがなんともマッチング。

第1シリーズはまだエンターテインメントぽいが
第2シリーズは結構ストーリーが暗い。
梶芽衣子や小川真由美も出てこんし。
タイトルからして第1シリーズは「銃撃 落日の決闘」なんて感じだが
第2シリーズに入ると「野良犬無残」とかそんな風になる。

最終回は中野良子と結ばれようとした香之介が命を落とす。
怒りに燃えてるんだかなんだかわからん九十郎が当然相手をぶった斬る。
まあ第1シリーズの方が好きかな。

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