1963年公開のロマンティック・サスペンス。
ヘップバーンにケイリー・グラント、ウォルター・マッソー、
ジェームズ・コバーン、ジョージ・ケネディ、
音楽はヘンリー・マンシーニと豪華な面々。
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あらすじと感想
冒頭から男の死体が列車から転がり落ちる。
場面は変わり大きなサングラスをかけたヘップバーンに銃口が向けられる。
危ない、と思いきやこれが水鉄砲。友達の息子のいたずらだった。
出だしの引き込み方が上手。
冒頭の死体はヘップバーンの夫だったわけだが、
そんなことは露知らず離婚を考えているヘップバーン。
そこへ警察から夫の死を知らされ、自宅へ帰ればアパートは空っぽ。
??となってるところへケイリー・グラントが現れ力になるという。
そこからヘップバーンの前には一癖も二癖もある男たちが
入れ代わり立ち代わり現れ、命を狙われる。
どうやら夫が大金を隠し持っていたらしいのだが
ヘップバーンには心当たりがない。
そして一人ずつ謎の死を遂げていく男たち。
いったい犯人は誰なのか?――という話。
意外にも本格ミステリ要素満載の話。
なんせ登場人物がどいつもこいつも濃い。うさんくささ抜群。
金の隠し方のアイデアが抜群でこれをヒントにした作品も結構ありそう。
ジパンシーに身を包んだヘップバーンは相変わらず可憐。
周りのむさい男どもを中和してくれる。
意外とこういう作品は最近ないかも。