市川崑監督・映画「東京オリンピック」を観る

1965年公開の東宝映画。

「芸術か記録か」という論争を
引き起こした映画として知られる。

最終的な制作費は当時の金で3億を超えた。
最初に話が来たのは黒澤明らしい。
予算の関係で断ったそうだが
もし引き受けていたらどんな映画になったのやら。

今日の五輪後にやるような
スポーツダイジェストをイメージすると
あれ?という感じになる。

なんせアスリートの表情とかを
ひたすらとらえていたりするから。
現代のスポーツニュースとかに
慣れていると物足りなさと退屈感はある。

しかし当時の東京の風景とか
いろいろと見所はある。
何回も観たいとは思わんけどね。

3年後にこんな記録映画とか
作られるんだろうか。
まあ当時と違ってテレビ局が
何でもやるやろしねえ。

もっといえばテレビ局より
ネットで生中継でオリンピック
すべての競技をやってくれりゃ
いよいよテレビの時代が終わるかも。

テレビ局も必死で取り組むだろうけど
所詮視聴率第一主義のままだったら
視聴率とれそうなやつだけ生中継。
あとは録画中継しかしないんだったら
十分ネットTVの付け入るスキはありそう。
もうすでにいろいろ取り組みは進めてるんだろうけど。

いずれにしても東京五輪の後に
どんな社会が待っているのか。
庶民としては今のうちから備えとかんとねえ。

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