横溝正史シリーズⅡ「迷路荘の惨劇」を久々に観る

1978年に全3回で放送。人気を博した横溝正史シリーズの最終作。

あらすじ

古舘伯爵が建てた「名琅荘」は
そのトリッキーな造りから別名「迷路荘」と呼ばれていた。

この場所で昭和5年、世間を震撼させた事件が起きた。
そして20年後、再び事件が――。


感想

過去の事件とそれに付随して現在に殺人事件が起きるというのは
横溝正史の得意技であり現代のミステリーにも脈々と受け継がれているもの。

また、洞窟や鍾乳洞で殺人が起きるというのや
逃げ込んだやつが今も生きとるんちゃうかという話もお得意の分野。

しかし金田一は全員死なんと事件解決できんのかいと思うわな。

今回はそうでもないけど。

真犯人はそりゃそうだろという気にしかならんが
別荘を取り仕切るお糸役の千石規子さんが秀逸。

怖い。

次の年には金八先生で気のいいおばあさんなんだから
役者ってのはすごいなあとつくづく思う。

後のことであるが「迷路荘の惨劇」は
2002年に女と愛とミステリー枠でテレビドラマ化。
上川隆也が金田一を演じたバージョンの一作。
出演は羽田美智子、野際陽子、火野正平、中村梅雀、六平直政など。

何で観てないんだろ。メンバー的には好みの感じなのにね。

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