1960年のアメリカ映画。サイコホラーの草分け的存在。
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あらすじ
会社の金を横領した女、マリオン。
旧道沿いにあるモーテルに泊まるがそこに待ち受けていたのは――という話。
感想
あまりにも有名な本作。
構成は至ってシンプルで
例えるならマリオン役のジャネット・リーは赤ずきんである。
で、モーテルの経営者ノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)が
おばあさんのふりをして彼女を食べようとする狼ってとこ。
ノーマンにいろいろもっともらしいことを言われ
金を会社に返してやり直そうとする赤ずきんマリオン。
心機一転、シャワーを浴びる。
なんでやねん、という気がせんでもないが。
そこで哀れな最期を遂げる。
しかしここまでの話、本筋と何の関係もない。
こんな作りも珍しい。
で、こっからが本筋でアンソニーの気持ち悪さが炸裂する。
原作のノーマンはただのハゲで小太りの男なのだが
それをアンソニー・パーキンスにしたのは大正解。
しかしまあ最後の方の
アレがでてきた時の気色悪さはいつ観ても変わらない。
何にしてもヒッチコックを語る上で外せない一本。