いわずとしれたアガサ・クリスティの名作。
何回となく映像化されているが、この1945年ルネ・クレール版の評価は高い。
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あらすじ
インディアン島に集められた年齢も職業も異なる10人の男女。
しかし肝心の招待客は姿を現さない。それぞれの人物には後ろ暗い過去が。
やがて童謡「10人のインディアン」に見たてられ1人また1人と犠牲者が――という話。
感想
クローズド・サークルの代表作であり、マザーグース殺人の代表作でもある。
後のミステリーに多大な影響を与えた。
小説とは結末が違うわけだが、もともと戯曲にした時と同じ結末。
まあこっちの方がええわいな。
しかしよく戦時中にこんなの作れたな。
フランス人監督ルネ・クレールが戦火を逃れてハリウッドで作ったわけだけど。
そりゃ日本負けるわね。
2回目の映画化「姿なき殺人者」も面白い。余分なものがないんだよねえ。
ミステリーでありながら、どこかコメディ的要素もある不滅の名作。