マカロニウエスタン「怒りのガンマン 銀山の大虐殺」を観る

1969年のマカロニ・ウエスタン。
主演はリー・ヴァン・クリーフ。

あらすじ

賞金3000ドルをかけられているお尋ね者のフィリップ。
彼を巡り争奪戦を繰り広げる賞金稼ぎ一味と
クールな保安官クレイトン(リー・ヴァン・クリーフ)。

クレイトンの狙いは賞金ではなく
町を牛耳るサクソン3兄弟の秘密。
それをフィリップが握っているからだ。

果たしてフィリップは無実なのか?
そしてクレイトンの目的は達せられるのか?--という話。


感想

マカロニウエスタンの魅力と言えば
アウトロー的無骨な男の姿、荒唐無稽なアクションのカッコよさ、
女子供関係なく撃ち殺す残虐性などが挙げられるが
この映画にはこれといった特徴がない。

まあリー・ヴァン・クリーフはカッコいいのだが。

冒頭のフィリップ・クレイトン・賞金稼ぎ一味がからむ
アクションもなかなかカッコいい。

悪役連中もいかにもという感じでハマってるのだが
いかんせん主人公のキャラクターに魅力が薄い。

一応クレイトンが主役なのだが
元保安官で無実のフィリップを救うのがメインなのか
3兄弟の悪事を暴くのがメインなのかパッとしない。

フィリップを主人公にしてストーリーを組み立てる方が
すっきりするというものなのだが、まあそういかないのが
モノ作りの難しいところでいろいろあったのだろう。

最後のガンファイトもイマイチ。

なんなんだろねえ、やっぱり最後は街中で撃ち合ってほしいわな。

牧場で撃ち合われてもどうも……

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