西村京太郎サスペンス「寝台特急『ゆうづる』の女」を観る

1989年フジテレビ系列で放送。
金曜エンタテイメント枠になる前の
「男と女のミステリー」枠ですな。
出演は小野寺昭、室田日出男、中原理恵、寺泉憲、速水亮など。

あらすじ

青森行寝台列車「ゆうづる」の中で、
浜野産業社長・浜野令子(竹井みどり)が殺された。

警視庁捜査一課の十津川警部(小野寺昭)と
亀井刑事(室田日出男)は同じ列車に乗っていた
副社長の新井(速水亮)を追う。

しかし、新井は電話で十津川に
笠井麻美(中原理恵)が犯人と告げた後、
令子の葬儀の日に死体となって発見される。

死因は酒に仕込まれていた青酸カリ。
事件の謎を解く鍵は、
事故死した麻美の弟が三年前に撮った写真にあった――という話。


感想

小野寺さん&室田さんという珍しいコンビ。
そこに左右田一平さんがいるのも珍しい。
安定の山村紅葉さんも当然いるのだが。

原作はどうだったっけ、
見知らぬ美女に一緒に二人用の個室借りてくださいなと言われ、
青年実業家の新井が喜んで同室すると、翌朝に目が覚めたら
慰謝料で揉めてるホステスが死んでいた、みたいな話だったと思う。

原作が1988年なのでバブル期らしい設定と言えるかも。
「ゆうづる」って石川さゆりさんの『津軽海峡冬景色』じゃないけど、
上野発の夜行列車でしたかな。

旅はゆっくりできるのがいいけどね。
あんまり慌ただしいのはちょっと。
そうは言っても、休める日数がないからしゃあないのだが。

で、ドラマは予想通り進んで行って、予想通り終わっていく。
特に捻りはないし、ハラハラドキドキもない。
どっちが犯人だろ~とか考えることは、まあない。
そんな感じ。

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