1978年のマカロニウエスタン。
ブームはとっくに終わってたんだけど、その頃でも作ってたのね。
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あらすじと感想
主演はジュリアーノ・ジェンマ。
もうこの頃になると、出た当初と比べて貫禄あるねえ。
ガンアクションも磨きがかかっているような。
10歳のときに父の仇を殺し、
仇が使ってた銀の鞍「シルバー・サドル」を奪った幼き日のジェンマ。
以来、街を流れ歩き、凄腕の殺し屋に成長している。
そのジェンマの相棒に、死体の金品あさりをする謎のガンマン、スネーク。
誰だか知らんがいい味出してる。
で、仇の甥の少年を助ける羽目になりジェンマ大活躍。
お決まりの勘違い?(計略というべきか)で牢屋にぶちこまれるが、
少年の姉(マーガレットてまたベタな名前)の力を借りて脱出。
スネークと共に野党に奪われた少年を救出に。
スネークやっぱり撃たれた。もうちょっとかっこよく死なせてやりゃいいのに。
高倉健と池部良的な感じは出んわな、マカロニウエスタンでは。
で、最後に謎解きみたいなもんがあるが、そうだろうねえという感じ。
黒幕っぽくないんだよなあこいつ。配役ミスじゃねえか。
少年との触れ合いというかそういうシーンも多いせいか、
初期マカロニウエスタンの様な殺伐感はあまりない。
音楽も妙にポップ。
やっぱりトランペットが鳴り響く感じで、
シャープな音楽の方が個人的には好きかな。
なんか全体的にきれい。
ジュリアーノ・ジェンマ好きにはおススメ。