1960年公開の東映時代劇映画。
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あらすじと感想
聞いたことないけど、まあ史実無視の東映らしい昔の娯楽時代劇。
観てから言うのもなんだが、新撰組って好きじゃないんだよねえ。
あんなもんどっから見たって、「幕府御用達暴力団」じゃねえかと。
なんでいまだに人気があるのか、よくわからない。
それはさておき映画の話。当時のスターがそれなりに揃ってる。
しかし配役はこれでいいのかと思うほど、かなり無理があるような。
近藤勇=片岡千恵蔵。歳とりすぎだろ。大石内蔵助は似合うけど。
沖田総司=若山富三郎。若い!けどかなり無理がある。ゴツすぎる。
この後東映を飛び出して大映行ったりして戻るわけだが、不遇の時代。
その他、オリジナルキャストで大川橋蔵や大友柳太朗が出ている。
(うちの母親は大友柳太朗のファンだったらしい)
悪役はまいどおなじみ、山形勲と月形龍之介。
月形さんなんて初代黄門様なのにねえ。わずか数年でひたすら悪役。
話の流れは新撰組できるとこから、池田屋事変とあと少しぐらい。
特筆するところはなんもないけど、
昔の娯楽時代劇を楽しみたい人には、まあおススメかな。
脚本は比佐芳武。映画1本で家一軒買えるぐらい権力のあった人。
今の時代からは想像もつかない。うらやましい限り。