1988年火曜サスペンス劇場にて放送。
女弁護士高林鮎子シリーズの第4弾。
原作は津村秀介『天竜峡殺人事件』。
ゲストは井上純一、北原佐和子、名古屋章、浦辺粂子など。
あらすじ
平塚七夕祭りの夜、殺人事件が発生。
被害者は旅行マニアの岡野で、
捜査を担当した定年間近の片瀬部長刑事(名古屋章)は
岡野の銀行通帳に9000万円の預金があったことに驚く。
事件を目撃したスナックのママの証言を手掛かりに、
印刷所の営業をしている近田(井上純一)が逮捕される。
高校時代のテニス部の後輩で、
近田の恋人・純子(北原佐和子)から依頼を受けた鮎子。
調査にあたった鮎子だが、調べていくうちに意外な真実が――という話。
感想
包装紙の話はなんとなく覚えている。
橋爪功さんの慎平さんが言う完乗って、完全乗車のことなのね。
仕事柄、結構あちこち電車は乗ったけど、完乗には程遠いなあ。
現代では時刻表トリックも作りにくいわねえ。
あれは正確性を誇る日本じゃないと成立せんし。
証言するOLの一人は、特捜最前線の終りかけに出てた愛田夏希さんですな。
そういや、序盤で鑑識役で山浦さんも登場してるし。
東映繋がりというか何というか。
ボスは相変わらず人の話を聞いているかどうかわからんけど、
締めるところは締める感じがよろしいですな。
これといって特筆するとこはないけど、
毎日のように二時間サスペンスが放送されていた頃が懐かしや。