名探偵ポワロ第16話「二重の罪」を久々に観る

1990年本国放送の名探偵ポワロシリーズ第16弾。
原作はクリスティの同名短編小説。

あらすじ

このところ、事件もないことから
探偵を引退すると言い出したポワロ。

ヘイスティングスとミス・レモンはまたか、といった表情。
すると、ポワロがヘイスティングスに休養した方がいいのではと言い出した。

そんなこんなで、気分転換に海辺の街ウィットコムに出かけた二人。
何事もなく静養してめでたしめでたし・・・なわけがない。
おまけに、ジャップ警部はウィットコムで講演を行うとのこと。

ウィットコムから湖があるウィンダミアまで出かけましょうやと
ヘイスティングスが言い出したことから、ポワロは嫌々バスに乗車。

そこで知り合った若い女性・メアリに事件発生。
高価な細密画が盗まれたというのだ。

メアリは古美術商を営む叔母・エリザベスの手伝いで、
細密画を運んでいる途中だった。

買い手のベイカーは事件の連絡を受ける2時間前に、
もう白髪の女性から細密画買いましたで~と言い出す。

いったい誰が嘘をついているのか。
途中でバスを降りた謎の乗客・ノートンの正体は。
肝腎のポワロが「私は探偵を引退しました」と言い出す中、
ヘイスティングスはメアリの為に事件を調べるのだが――という話。


感想

一見パッとしない話だけど、海辺の風景、終盤の一気呵成な謎解き、
ポワロとジャップ警部の友情と結構見どころのある回。

あと、ミスレモンのドタバタ?ぶりも。
あんな海辺のホテルに泊まりたいやね。
一転して山の中というか、バスが通る所は田園風景。

天気も悪いし、波長の合わなさ感がありますな。
ああいう対比の仕方もいとをかし。

見てる最中はそう思わないんだけど、結構いい作品。

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