1990年放送の名探偵ポワロシリーズ第14弾。
原作は短編『コーンウォールの毒殺事件」。
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あらすじ
雨の日、ヘイスティングスと健康についてお話し中のポワロ。
そこに、ミス・レモンが事務所に入ろうか迷っている女性の存在を知らせてきた。
ポワロの意を組んでミス・レモンが聞きに行ったところ、
公園でその女性、アリス・ペンゲリーと会うことに。
アリスが言うには、歯科医の夫・エドワードが
自分を毒殺しようとしているとのこと。
すでに毒を盛られているのでは、
受付兼助手のエドウィナと関係があるに違いないわ~との話。
翌日、ポワロ&ヘイスティングスは
ロンドンから遠く離れたコーンワルにあるアリスの家へ。
ところが、彼女はすでに毒殺された後だった。
アリスの主治医が頑なに毒殺を否定する中、
事件を防げなかった悔恨を胸にポワロは犯人捜しを始めた――という話。
感想
助手のエドウィナに一目ぼれするヘイスティングス。
それを見るポワロの姿も含めて、相変わらずというか何というか。
アリスが意外と資産家ってところがポイント。
ジャップ警部はエドワードを捕まえるが、
ポワロ&ヘイスティングスは真犯人を見つけ出す。
関係者ずらりじゃなくて自白書を書かせて
裁判をひっくり返すのが本作の特徴かな。
この場面のヘイスティングスは珍しく冴えてる。
濃密な内容ってわけではないが、
風景など独特の魅力がある作品。