1978年4月放送、シリーズ第3弾。
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あらすじと感想
原作は「悪魔の紋章」。
オープニングから下着姿ではりつけられギロチンが襲う。
初期らしいといえば初期らしい出だし。いきなり乳首見えるし。
はりつけられてるのは極妻になるはるか前のかたせ梨乃さん。
しかし、乳首は本人ではないだろう。
明智は宗方博士(伊吹吾郎)の代わりに
世界犯罪学会なるものに参加することになる。
あんのかそんなもん。
車椅子の博士の嫁(松原智恵子)との
プラトニックラブの始まり始まり。
その頃、今回のターゲット川手家の人々は
ラジオから流れるピンク・レディーの「UFO」を聴きながらのんびり。
そこに脅迫電話が。ご丁寧に探偵マニアの次女が録音。
それを明智探偵事務所に持ち込むのだが
僕は世界犯罪学会に行かなきゃと渋る明智くん。
真面目にやらんかい。
代わりに宗方博士を紹介する。
相変わらず警察はなにやっとんじゃという展開。
案の定、一人ずつ殺されていく。
まずマネキンにまぎれて死体を捨てられ、
次はヌードショーの看板に張り付け。
お得意の意味もない裸で死体が炸裂する。
ここに川手家の異母妹もからみ財産がらみの話が展開。
犯罪学会なんか出てる場合じゃないだろ明智くん。
てっきり浪越警部に電話するのかと思いきや宗方夫人と電話。
おいおいである。電話してても眉間のしわは欠かせない。
そうこうしてるうちにかたせ梨乃が殺されかかる。
宗方博士の提案で山奥に川手親子をかくまうのだが、
なぜだか犯人はここも襲うのである(笑)。
ご丁寧に二人を連れ出し恨みの演劇を上映する。
なんじゃそりゃ的展開が続きまくり、話は進んでいく。
ここまでくるともはやミステリではない。
で、冒頭出てきたかたせ梨乃と文代のピンチを
見え見えの展開で助けてやっぱりかいという流れで事件は解決。
うーん・・・なんだろねえ、前作の「浴室の美女」のできがいいだけに
今回のは見劣りする様な気が。突っ込みどころは満載だけど。
まあしかし、こういうのを一生懸命演技できる役者って凄いと思うなあ。