ザ・ドリフターズ松竹映画8「春だドリフだ全員集合!!」を観る

1971年公開のザ・ドリフターズ映画第8弾。
ゲストは小柳ルミ子、ゴールデンハーフ、長山藍子、新藤恵美など。

あらすじ

売れない落語家・なまずや源五郎(いかりや長介)。
伊賀上野の場末のストリップ小屋に出てたところ、
地元の顔役・中本竜三(石山健二郎)として
小柳ルミ子の話を持ち出したはいいが絶対呼んで来いよという話に。

一か月間テレビ局に通ったものの本人はもちろん、
マネージャーのワイルドワンズ鳥塚さんにも邪険にされる。
ま、そりゃそうだ。

途方に暮れた源五郎に思わぬビッグニュースが。
もったいないぐらいの師匠・六代目三遊亭圓生に
「いかり亭長楽」と名を付けてもらい真打なれるんじゃねという話に。

浮かれまくった源五郎、飲み屋で知り合った
ヒデオ(もちろん加藤茶)に「茶楽」と名付け無理やり弟子に。

向かいの道楽者・忠次(とーぜん荒井注)の美貌の妹、
芸者・文子(長山藍子)、末っ子・エリ子(新藤恵美)に
源五郎と茶楽はそれぞれ惚れることに。

しかし、幼馴染・風太(高木ブー)のかみさん、
今川焼作る姿が似合い過ぎるぞ春川ますみに追い出されかけ、
大学生・中本工作(もちろん仲本工事)に部屋を奪われる。

この工作、実は竜三の息子だった。
そこからドタバタ劇が始まってやがて――という話。


感想

なまずや源五郎じゃなかったいかりやさんの比重が
これまで観た中では一番多い気がする。

どっちかというとメインは加藤茶さんだったから。
それだけになんか新鮮というかね。

冒頭から小柳ルミ子さんが
「わたしの城下町」と「お祭りの夜」を歌ってくれる。
ルパン三世第1シリーズで「お祭りの夜」流れたよねえ。
何話やったっけ、五右衛門、雨の午後、ブーン・・・
最近記憶がええかげんになってきた気がする。また観よ。

落語界の大御所もいらっしゃれば、
長山藍子、新藤恵美とキレイどころがいて
終りにはショーケンまでチョイ役で出てくる。
正月興行らしい華やかさに満ちた一作。

落語家の皆さんは後の分裂騒動にも繋がる、
といってもこれが原因というわけでは全くないだろうけど
その筋では予言的なカルト映画としての評価もありますな。
ツーレロ節のドリフの芸者姿については・・・ノーコメント(笑)

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