1969年公開のドリフ松竹映画第4弾。
ヒロインは倍賞美津子。ハナ肇、松岡きっこ、上田吉二郎などが出演。
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あらすじ
とある地方都市で漢方薬の製造工場を営む長吉(いかりや長介)。
妻や従業員(荒井注、仲本工事、高木ブー)にも逃げられ、
残るはヒデオ(加藤茶)だけ。
幼子を抱えながらヒデオをこき使う長吉。
ところが、町の有力者・熊寅(上田吉二郎)によって
工場から出る煙の問題で住民投票が行われ立ち退きを迫られてしまう。
長吉たちの恩師・花山先生(ハナ肇)は裏に何かからくりがあると睨んで
住民投票は無効だとするが逆に留置所に入ることに。
東京から来た花山の妹・美代(倍賞美津子)の力を借りて
長吉たちはからくりを暴くことはできるのか――という話。
感想
設定上仕方がないというか、
ドリフターズのメンバーよりハナ肇さんと倍賞さんが目立つ。
美代ちゃんはミヨちゃんでなかったり
それってどうよ?ってところもある。
何よりかにより、工場立ち退きのからくりを暴くのに
肝心の長吉が明確に絡んでいないのが致命傷。
メンバー5人が高校のブラスバンド部ってのは悪くないんだけど。
受け身的なところが多すぎるのがちょっとなあと。
本筋から外れているところにドリフみたいになってるというか。
喜劇だからこそ設定の大事さを教えてくれる作品。
しかし赤ちゃん、よう泣かんとずっとおるなあ(笑)
ある意味MVPは赤ちゃんのような気がする。