1986年土曜ワイド劇場枠で放送。
原作は山村美紗の同名長編ミステリ。
主演は松原千明&田村亮。宍戸錠、内藤武敏、新藤恵美、白都真理などが出演。
あらすじ
門弟12000人を擁する桜木流の家元・麗峰(岩井半四郎)が急病でダウン。
創立60周年公演をどうするかで内紛が勃発。
後妻の麗花(新藤恵美)が公演で披露するはずの踊りを
自分がやると言ってきかないのだ。
長男の高校生・秀麗はとにかく後妻の麗花が嫌い。
麗峰の実弟・麗陽(内藤武敏)は踊りの師匠というより経理畑みたいなもん。
長女・美麗(白都真理)は自動車電話付きの外車乗ってる人。
美麗の弟子で大学生の佐知子(松原千明)は
恋人の大学助教授・浜口(田村亮)にこれは何かが起きるかもとお話。
言わんでもいいことを口にすると事件が起こるのがミステリ。
ほどなく、鞍馬にこもって踊りやってるはずの麗花が鞍馬川で死体となって見つかった。
佐知子はなぜだか迎えに来てくれた美麗と現場へ。
そこには結婚の噂がある関西歌舞伎のスター・嵐秀三郎(片岡秀太郎)が乗っていた。
現場へ行くと橋口刑事(宍戸錠)が、佐知子の姿を見てイヤ~な予感が。
案の定、橋口は美麗のアリバイの件で佐知子にケチョンケチョンにやられる。
佐知子が美麗に電話した自動車電話へのかけ方が美麗のアリバイを証明したのだ。
秀麗は東京に行っていて疑われるのは麗陽ということに。
そして麗峰が病院で窒息死した。病死か、他殺か。
しかし、病室は完全なる密室状態。事件の真相を追う佐知子は――という話。
感想
死体になっていた麗子の目が開いていたのに
なぜだか次のシーンではおつぶりになっているのがある意味最大のミステリー(笑)
原作は名探偵キャサリンシリーズでしたな。
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原作はもっとボコボコ死んでたような。
自動車電話も違ったような気がすんだよな。あまり記憶はないけれど。
そういや狩谷警部おらんかったな。橋口って警部補だったよね、確か。
全体とすればまあザ・土曜ワイド劇場って感じ。