素浪人シリーズ6「素浪人罷り通る 矢立峠に裏切りを見た」を観る

1983年放送のシリーズ最終作。
ゲストは若林豪、范文雀、戸浦六宏、西沢利明など。

あらすじ

山の中で寝ているところ、突如囲まれた素浪人(三船敏郎)。
津軽藩の間者に間違えられ、脚を撃たれてしまう。

自分で応急手当をしたものの、悪化し熱を出して
辿り着いた道場で山岡大二郎(若林豪)に手当てしてもらう。

名前を聞かれて名乗ったのは檜三十郎。
どこかで聞いたような名前っちゃ名前だ。

200年にわたる津軽藩と南部藩の争いに巻き込まれ、
苦しい立場に立たされた山岡を三十郎は助けていく――という話。


感想

主人公はどっちかといえば若林豪さん。
Gメン75・82も終わり、ザ・サスペンスで十津川警部やってる頃か。

三船さんとは『無法街の素浪人』で共演してたような。
戸浦さん&西沢さんの悪役というのは安定感ありますな。線は細いけど。
遠藤征慈さんが若林さんの門弟で珍しく善玉の侍だけど、
この頃はチンピラ役より刑事役とかが多くなってきた時期かも。

これがシリーズ最終作というのはちともったいない気もするが、
まあいつまでも続けられるもんでもないしねえ。

三船さんは国民栄誉賞貰ってもよさそうなぐらい、
世界に影響を与えた偉大な人だと思うんだけど。
黒澤明&三船敏郎は日本より世界の方が正当な評価を与えている気がする。

記事作成・ライティングに関するお問い合わせ・ご相談

コピーライター育成オンラインアカデミー

最近の投稿

テーマ別

ページトップに戻る