松本清張サスペンス「証言」を観る

何度か映像化されている松本清張の短編「証言」。
今日のは土曜ワイド劇場1984年版。

あらすじ

やりての商社マン石野は部下の千恵子と不倫関係にあった。

千恵子の家からの帰り道、
顔見知りの保険外交員杉山とすれ違いざま思わず挨拶を返してしまう。

石野は杉山が余計なことを言いふらさないか気がかり。
ある日、杉山が殺人事件の容疑者として逮捕される。

石野は警察から杉山のアリバイの証言を求められる。
しかし、小市民の悲しさ、保身のために偽証してしまう。
それから石野の転落が始まった――。


感想

「因果応報」という言葉がピッタリの話。

主演は「クイズハンター」柳生博。
嫁さんは初代峰不二子である。

ヒロインは市毛良枝。
「理想の花嫁ナンバーワン」と呼ばれていたお方である。

音楽が「砂の器」っぽいと思ったら同じ菅野光亮さん。
早くに亡くなられたのが残念。

1つの偽証が何人もの人生を狂わせた――人の心は怖い。

映画は「黒い画集 あるサラリーマンの証言
テレビドラマは1962年、1965年、
本作、1992年、2004年と計5回。

ひとつの原作から生まれた映像化作品を
全部観れるようなDVDの企画ってないもんかね。

まあ製作会社が違ったりいろいろややこしいだろうけど。

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