和製マカロニウエスタン・東映時代劇映画「五人の賞金稼ぎ」を観る

1969年12月公開の東映時代劇映画。「賞金稼ぎ」シリーズ第2弾。

あらすじと感想

主演はもちろん若山富三郎。

大木実ほか4人を引き連れ重税に苦しみ一揆に立ちあがった
百姓を助けるべく砦に乗り込む。

「七人の侍」かよという話なのだが。

軍勢に攻め込まれてもなんのその。
取りだしましたる「ガトリング・ガン」で派手に撃退。

なんで市井の町医者がそんなもん持ってんのよ、という疑問はさておき。

「ワイルドバンチ」顔負けにぶっ放す。

監督は工藤栄一。なのでお得意の集団時代劇らしさ全開。

農民と名主の娘の禁じられた恋。
どこかで観た様な話だ、と気にすることなかれ。

七人の侍」×「十三人の刺客」×「ワイルドバンチ」と考えよう。

リアリティを気にせずアクションを楽しむことが大事。

時代考証なんかくそくらえ。

天津敏さん、珍しく悪役じゃなくいい人役。

紅一点、女忍者は真山知子さん。あなた、前作にも出とったがな。
世界のニナガワの嫁はんである。娘もオカンに似たらよかったのに。

暴君には「刑事コロンボ」小池朝雄。似合うなあ、こういう役。
その元で苦労する家老、「風車の弥七」中谷一郎。不憫である。

ひたすら悪の権力に立ち向かう姿がわかりやすい。

アクション時代劇ってこうでないと。

変に文芸作品みたいな時代劇はいらんから
こういうストレートな娯楽時代劇を作れないもんかねえ。

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