1979年に土曜ワイド劇場枠にて放送。
原作は松本清張の同名ミステリ。黒い画集シリーズの一つですな。
主演は酒井和歌子。宇津宮雅代、中山仁、中条きよしなどが出演。
あらすじ
外勤から調査員になった保険会社に勤務する戸田正子(酒井和歌子)。
上司(高品格)から初仕事として、とある仕事を命じられる。
その事件とは、神主の梅田安太郎(河原崎長一郎)が
紐で首を絞められ、河川敷で殺されていた事件。
保険金を受け取るのは妻・静子(宇津宮雅代)。
正子は事件を丹念に調べ上げていくが、その行く手には暗雲が――という話。
感想
良くも悪くも土曜ワイド劇場テイストが楽しめる作品。
観覧車のシーンがやたらと長い(笑)
保険調査員なんて原作になかったんちゃうかな。
これを改変とみるか改悪とみるかは見る人次第。
ま、ありっちゃありなのでは。
強引っちゃ強引で、ツッコミどころも満載だが
それなりに納得できちゃうから不思議だ。
さすが土曜ワイド劇場。
細かいことにはこだわらず、酒井和歌子&宇津宮雅代の美しさを堪能しよう。
しかしまあ、宇津宮さんは幸薄い役が似合うわねえ。
中条きよし、今井健二、青木義朗、小林昭二などラインナップはそれなりに。
ま、何回も言うが細かいことにはこだわらず楽しもう(笑)