懐かしの土曜ワイド劇場・山村美紗原作ドラマ「京都・琵琶湖別荘殺人事件」を久々に観る

1990年GWに土曜ワイド劇場枠にて放送。
主演は佳那晃子&国広富之。
若林豪、三原じゅん子、池波志乃、長門裕之、中山仁などいかにも2時間サスペンスなメンバー。

あらすじと感想

京都の大学で美術史なんか研究しちゃってる優雅なお姉ちゃん令子(佳那晃子)は
建築士で婚約者の真一(国広富之)と住もうぜ大作戦のため、琵琶湖畔の別荘を購入。

2年前に自殺者が出た場所であろうがおかまいなし。
なんせ勝手に入って靴脱ぎもせんと下見しまくるぐらいだ。

で、そんなに金持ってんのか元警視総監のおじいちゃんの力を借りて
別荘を購入した令子は、お近づきのしるしに近所の別荘族を招待。

一度でいいからそんなところに招かれてみたいぜって話だが、
まあ金持ってそうな連中がぞろぞろと参加してくる。
だいたいこんなところに紅葉出てくんだろと思ってたらやっぱり登場。
オーバーリアクションはこの頃から健在である。

で、和気あいあいと過ごしていたら
長門さんの息子の草川祐馬が毒殺されてご退場。

いつでもどこでも狩谷警部の若林豪が出てきても当然事件は解決しない。
続きまして池波志乃、開業医の中山仁と死んでいく。

果たして犯人は誰か?なんて考える必要もないぐらい、
お決まりのどんだけしゃべんねんアンタ告白シーンへと突入していく。

この頃は週7本ぐらい2時間サスペンスやってたような。
映画が粗製乱造で衰退を迎えた様に、
今はテレビドラマがだんだん終わりに近づいているのでは。

ま、もはやドラマを決められた時間に観る時代ではないからねえ。
時間の奪い合いが激化する中、いつでもどこでも観れることはもちろん、
時間を使ってみたいと思ってもらえるもんを作らんとあきませんわな。

こういうお決まりのものを観るのもそれはそれで楽しいんだけどね。

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