2000年金曜エンタテイメント枠にて放送。
京都祇園入り婿刑事シリーズ第7弾。
三田村邦彦、藤谷美紀、中村玉緒のトリオは健在。
ゲストは中山忍、山城新伍、鰐淵晴子など。
あらすじ
京都府警捜査一課の刑事、三村邦夫(三田村邦彦)。
20歳下の冴子(藤谷美紀)と結婚し、
老舗お茶屋「みむら」を経営する加代子(中村玉緒)には
早く孫の顔が見たいとせっつかれる毎日だ。
ある日、ひょんなことからケンカして
一人で出かけた冴子が友人の志乃(中山忍)の家に
立ち寄った際に誘拐され1億円の身代金を要求される。
かき集めた金は5000万しかなく、
責任を感じた志乃に頼まれた伊坂(山城新伍)の協力で
何とか金を揃えることができ、取引現場に向かう。
しかし、取引は失敗し、相手は事故死。
独力で犯人を突き止めた加代子は単身冴子を救出するが、
逆に犯人に捕まってしまい、またまた身代金を要求されることに。
事件の裏には、25年前のある出来事が関わっていた――という話。
感想
ま、ありがちといえばありがちな話で
こうなるんだろと思ってたらそのとーりになってくれる。
予定調和って言ってしまえばそれまでだが、
これはこれでありなのではという気がする。
この頃になると安心して見られるものが人気の時代。
複雑怪奇骨折みたいな話より、スッと入ってくる方が大事。
なんやかんやでバランスはよく、
シリーズが続いただけのことはあるわなあと思う作品。