三浦友和主演・松本清張ドラマ「渡された場面」を観る

2005年水曜ミステリー9枠で放送。
原作は松本清張の同名長編ミステリ。
主演は三浦友和。佐野史郎、高岡早紀、石倉三郎、秋本奈緒美など豪華。
1978、1987年にもテレビドラマ化されている。

あらすじ

松山市郊外の田舎の集落で殺人事件が発生。
被害者は一人暮らしの未亡人・山根スエ子。
死亡した夫の保険金を使い、高利貸しをしていた。

捜査を担当した愛媛県警捜査一課長・香春(三浦友和)、
越智刑事(石倉三郎)たちは持ち逃げされた切符から容疑者を逮捕。

しかし、容疑者・鈴木延次郎(吉見一豊)は強盗は認めたものの、
スエ子殺害はやっていないと供述。

それを信じない香春たちに鈴木の母・民江(水野久美)は憤る。
捜査陣誰もが延次郎の犯行を信じて疑わない中、
早くに失くした妻の影響で文芸誌が好きな香春はある小説の紹介を見つける。

小説には犯行現場を訪れた者にしか書けない内容があった。
香春は著者である下坂(佐野史郎)のもとを訪れるが、
そのことが新たな別の事件に繋がる引き金になろうとは――という話。


感想

ひょんなことから主の事件だけでなく別の事件の真相も明らかになる話。
こういう展開はやっぱりノレる。

俳優陣も主要メンバーだけでなく、
ちょっとしか出てこない人でも伊佐山ひろ子さんや中村敦夫さん、
水野久美さん、梅津栄さん、田口計さんなどなかなか豪華。

しいていえば前半で下坂と高岡早紀演じる信子の関係を見せすぎかなあ。
もっと香春目線でいって、後半でも描けんことはなかったような。

まあでも、こんだけ俳優いるとそういうわけにもいかんか。
あと取調室はもうちょいなんかあってもいいような。
包みに入ってたやつ出すとことかね。順番が違うというか。
見せ方は他にもやりようがあったのではという気がする。

呼子の風景がいいなあ。港町。イカがおいしいとこだったっけ。
佐賀市は行ったことあるんだけど、唐津市はないので一度行ってみたい。
オレも早く旅館に10日間ぐらい泊まって書けれる身分になりたいわ(笑)

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