1990年土曜ワイド劇場枠で放送。
探偵神津恭介の殺人推理シリーズ第9弾。
原作は高木彬光「人形はなぜ殺される」。
ゲストは沖直美、岡安久美子、中尾彬、早川絵美、寺泉憲など。
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あらすじ
マジックコンクールの審査員を頼まれた神津恭介(近藤正臣)。
当然というか何というか、研三(大和田獏)たちおなじみの三人も一緒に伊東温泉に。
現地では主宰の中山(笹野高史)、
マジックをかます会社社長・水谷(中尾彬)、
その妻・滋子(早川絵美)、愛人(岡安由美子)など勢ぞろい。
コンクールが進んでさあ水谷の出番となった時、滋子の姿が見当たらない。
秘書・百合子(沖直美)はオロオロ、仕方なく滋子の妹・佳子(栗原景子)が代理を務める。
おかげでマジックは無事済んで受賞したものの、滋子の死体が発見される。
そこから連続殺人事件が始まり、神津恭介の推理はいかに――という話。
感想
バリバリオーソドックスで正直アンタが犯人でしょというのはすぐわかる。
ま、アンタがってのは正確に言えばちと違うが。
しかしこういうのは、わかっていながら何回観ても面白いというのが実は大事なところで。
そういう点ではいつ観ても楽しめる作品。
速攻死体となる早川さんはベルスターのイメージが強いですな。
「ザ・カゲスター」懐かしい。誠直也さんの奥さんですな。
特捜最前線の吉野刑事から人生を学んで育ったような気がする。
ドラマのキャラってそれだけ影響があるものなのよね。最近はどうか知らんけど。
岡安さんは男女七人夏物語の記憶が強いなあ。
栗原さんはスタア誕生かな、やっぱり。
いつもパイプくわえている笹野さん。こんな人いそう。
そんなところを楽しむのも2時間サスペンスの面白さ。
しかし、サスペンスと時代劇はやっぱりフィルムがいいわねえ・・・