1983年8月に火曜サスペンス劇場で放送。
原作は三好徹「モナリザの身代金」。
藤竜也&浅野ゆう子が主演。成田三樹夫、萬田久子、金子信雄などが出演。
あらすじ
悪名高い政商・小野田(金子信雄)の肝入りで
日本各地で開かれることになった世界的名画「モナ・リザ」の展覧会。
泉(藤竜也)と圭子(浅野ゆう子)はこれを強奪することを計画。
小野田に子どもを認知しろと騒いでいた路子(萬田久子)と
ガードマンの久保(浜田晃)を仲間に引き入れ、まんまと計画は成功。
泉と圭子は春田首相(岡田英次)に身代金として20億を要求したのだが――という話。
感想
コンピューター、モナ・リザ、さらにオリンピックと続く「身代金シリーズ」。
このうち前の2作が火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。
人を誘拐せんと身代金をとるって着想がいいですな。
まあ出演者はそれなりに豪華。
藤竜也さんは大追跡とベイシティ刑事のちょうど間ぐらいの時期かな。
この頃のケバイ浅野ゆう子さんが大好き。
2回も出てきて歌わんでもええような気はするが(笑)
金子信雄さんと成田三樹夫さんが話すところはもう仁義なき戦いしか連想しない。
山守と松永やないかみたいな(笑)
モナリザ強奪とか身代金のとこ以外は結構ダルい。そのあたりは好みだけど。
イタリア映画『黄金の七人』のテイストも感じられる。
いま違うメンバーでやったら面白いかもね。