1980年1月5日土曜ワイド劇場で放送。
原作は戸板康二。勘三郎親子共演が見どころ。
他のゲストは淡島千景、古手川祐子、入川保則、穂積隆信など。
あらすじ
舞台中に女形・紫紅が宙づりになって死亡。
側にいた若女形の芙蓉(中村勘九郎)に疑いがかかる。
芙蓉を愛している今日子(古手川祐子)は芙蓉を信じるが、
今度は芙蓉の後援者で銀座のママが刺殺される。
しかもその時、側にいたのはまたもや芙蓉。
江川刑事(山城新伍)は職務上芙蓉に尾行をつけるしかない。
文芸部記者・竹野(近藤正臣)は芙蓉の無実を信じ、
高松屋シャーロックホームズの異名をとる大御所、
雅楽(中村勘三郎)も事件を推理する――という話。
感想
スローな展開はまあしゃあないとして
それがダルく感じられるとちょっと問題かなあと。
やっぱり探偵役2人じゃないんだけど
結果的にそういうふうになっちゃうとしんどい部分がある。
第1、第2の事件の繋がりの薄さとか。
薄いわけじゃないんだけど薄く感じちゃうんだな。
正直開始30秒で見当ついたりするからねえ。
絶対なんか絡んでくるだろ、淡島千景みたいな。
全編通じて「おっ」というような意外性に欠けちゃってるので
そのあたりがしんどい感じですかな。
古手川祐子&早乙女愛はキレイだけど。
2時間必要ないというか。刈り込んだらまたイメージ変わるかもね。
ものづくりというのは難しい。