山村美紗原作「小野小町殺人事件」を久々に観る

1986年金曜女のドラマスペシャルで放送の2時間サスペンス。
原作は山村美紗の同名ミステリ、主演は片平なぎさ。
出演は田村亮、山城新伍、三浦布美子、岡崎二朗、鹿内孝など。

あらすじ

京洛大学の大学院生・小川麻知子(片平なぎさ)。
父親の高光(幸田宗丸)は小野小町の研究で知られる大学教授。

副理事長になった高光はある日、
幻と言われる小野小町の前向き姿の絵があることを知り、
麻知子に嬉しそうに語った後、重いトランクを持って出かける。
その中身は絵の代金一億円だった。

ところが、高光が死体で発見される。
麻知子は高光の愛弟子・伊吹(田村亮)と
高光が絵を買いにいったと思われる根本を訪れるが、
その根本も何者かに殺されてしまう。

京都府警の狩谷警部(山城新伍)が捜査を担当し、
麻知子も高光の死の真相を追って仲間と動き出す。

しかし、それをあざ笑うかのように次々と殺人が――という話。


感想

開始10分で犯人の見当がつく話(笑)

どう見てもアンタでしょって話なのだが、
だから面白くないかといえばそんなことはない。

そこが2時間サスペンスのいいところなのだ。

なんたって狩谷警部が山城新伍だ。
パイプをくわえた狩谷警部。なかなかの存在感である。

こき使われる部下は岡崎二朗。
二人は「北海の暴れ竜」にも出てましたな。

音無真喜子さんの大学院生はさすがに違和感が。主婦感が凄い(笑)

ま、そんなこんなで最後に長話が炸裂。
岸壁ではなく部屋の中で(笑)

2001年に同じくフジテレビ、
2009年にはTBSでドラマ化されているけど
それぞれシリーズものの中でだから内容は違うんでしょうな。

そういう意味では最初の映像化が原作に一番近いのかも。
今度確認で原作も読んでみるかねえ。

小野小町って本当にキレイだったのかな。
現代とは美の考え方も違うだろうし。
月に行くロケットよりタイムマシン開発してほしい。

記事作成・ライティングに関するお問い合わせ・ご相談

コピーライター育成オンラインアカデミー

最近の投稿

テーマ別

ページトップに戻る