1981年11月から1982年2月にかけて全13回で放送。
赤かぶ検事シリーズの第2弾。
フランキー堺と春川ますみの夫婦コンビは健在。
娘・葉子が片平なぎさに、法眼弁護士が勝野洋にチェンジ。
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あらすじと感想
第1話「女弁護士に惚れたヤクザ」は原作「殺人許可します」。
ゲストは志賀勝、三条泰子。なぎなぎ大活躍編ともいえる一作。
なにせ榊田くんの捜査協力でカップルを装い色気を振りまいたかと思えば、
その捜査が違法だったと志賀勝の弁護をしたりする。
さらには酔っぱらってフランキー堺に法廷で勝ってくれと言い出す始末。
二重人格ですかあなたは状態(笑)
しかしメチャクチャきれいだから別にいいのだ。
第2話「宝くじ殺人事件」は原作「狸を燻り出せ」。
ゲストは山本亘、ひろみどり、遠藤征慈。
昔の宝くじ売り場の雰囲気が何とも言えない。
第3話「趣味は泥棒」は原作「盗みは愉し」。
ゲストは江幡高志、剣持伴紀、桜京美。
この話好きなんだよねえ。人情味があって。
泥棒が一番子どもの心をわかってるってとこが。
第4話「奥飛騨慕情父恋し」は原作「ゼンゼノコ・マンマノコ」。
ゲストは石山雄大、今出川西紀など。
竜鉄也の大ヒット曲をタイトルに入れてるのは時代ですな。
第5話「火魔走る」は原作同名ミステリ。
ゲストは田島令子、藤木敬士など。
第6話「ヘアー」は原作「陰毛」。
そのままのタイトルっちゃタイトル(笑)
ゲストは堀内正美など。
今も昔もモデルになれると称して騙す奴はいますな。
第7話「死人に口あり」は原作「死人の口」。
ゲストは宮田圭子など。
これも好きな話なんだよねえ。
四面楚歌の中、柊検事が見せる矜持というかね。
第8話「雪の夜の鬼殺し」は原作「鬼ころし」。
ゲストは二宮さよ子など。
昔観た時はそうでもなかったけど今観るといい話。
これまた柊検事の人情裁きが秀逸。
あと映像美がさすが京都映画という感じ。
第9話「坊主めくり」は原作「紅葉の下に猫がいる」。
ゲストは平泉征など。
アリバイ崩しが法廷で炸裂する場面が見どころ。
第10話「被告は娘、検事は父」は原作「魔弓」。
ゲストは加山麗子など。
まあタイトルそのまんまの話が展開される。
第11話「悪女が匂う」は原作「悪女の手ざわり」。
ゲストは高峰圭二、小柳圭子など。
第12話「九官鳥は偽証する」は原作同名ミステリ。
ゲストは石橋雅史、桜井浩子など。
これも結構好みの作品かな。
第13話「女の裸が踊る」は原作「躓きの石」。
ゲストは高岡一郎など。
まあなんちゅうてもフランキー堺&春川ますみのコンビは最強。
片平なぎさ、勝野洋も一番キャラクターに合ってるし。
マスコットガール的な存在の桂木文はよくわからんが(笑)
森田健作、早崎文司の刑事もよかったし。
このメンバーでもっと長く観たかったというのが正直なところ。
ま、ドラマってそういうもんかもね。