石井輝男監督映画「徳川女系図」を観る

1968年5月公開の東映映画。
監督は「網走番外地」の石井輝男。強烈なインパクトある作品数多し。



主演は「ハンサムタワーズ」吉田輝雄。
同じメンバーだった菅原文太さんは亡くなったが、この方はご存命の様である。

あらすじ

吉田輝雄扮する徳川五代将軍綱吉は、
大奥という名のハーレムでやりたい放題の生活。

当時の大奥は正室の御台所派と愛妾お伝派に分かれ、勢力争いがエスカレート。
それをよそに綱吉は内またにほくろのある女性を見つけ、その夜の夜伽を申しつける。

ええ身分や。

その女性は御台所派の女中。
当然というかやっぱりというか、お伝派に呼び出され辱めを受ける。

せっかく綱吉のこと好きになってたのに。

老中柳沢出羽守を味方に引き入れ、女性を綱吉に差し出すよう仕向けたり
少子高齢化社会の現代から観れば少しは分け与えろやと思ってしまう。

子どもができたと知れば
「あれ、実は出羽守の子どもでっせ」と
綱吉に吹き込んだり狐と狸のばかしあいの世界。

人間不信になった綱吉ちゃん、
ついには家臣の妻にまで手を出し始める。

どんだけ好きやねん。

それを見かねた「刑事コロンボ」小池朝雄さんは諫死の意を込め妻と自害する。

これで気がつかなきゃ、ただのバカだ。

しかし、たいがい気がついた時には遅いのよね。

綱吉暗殺へのカウントダウンは、着々と進行していた・・・

ま、なんちゅうかある意味、珍品。

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