1983年公開の007シリーズ第13弾。
主演はロジャー・ムーア。主題歌はリタ・クーリッジ。
何回再放送してんねんというぐらいテレビでやってるような。
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あらすじ
今回の舞台はインド。
ロシアのお宝「ファベルジェの卵」(何か知らんが良さげだ)を
オークションで落札した資産家カマル・カーンとやらを
追って我らがボンド(ロジャー・ムーア)はインドへ飛ぶ。
ターバンがやたらと似合う殺し屋ゴビンダに狙われようが、なんのその。
調べていくうちにカマルの背後には
近くに女だけの島を支配しているボス・オクトパシー(モード・アダムス)の存在が。
インドのジャングルで襲われまくったボンドは島に招待される。
わーいハーレム、となるはずもなくカマルの執拗な襲撃が――という話。
感想
どんだけジャングルで襲われようが
全く緊張感が感じられないボンド(笑)
なんでやろねえ、ロジャー・ムーアだからかな。
セスナに飛び乗ろうがスペクタクル感はないんだよねえ。
カマル役のルイ・ジュールダンはコロンボにも出てましたな。
「美食の報酬」だったっけ。料理評論家でコロンボ殺そうとするやつ。
オクトパシーって宝石密輸団を操る謎の女なんだけど
これがあんまりピンと来んのよねえ。
エクスタシーは来んぞ、モード・アダムスでは。
そりゃカマルの愛人、マグダの方がよっぽどそそる。
クリスティナ・ウェイボーンって名前がいいじゃない。
クリスティナだもん。服屋ですかみたいな名前よりよっぽどいい。
まあ完全に好みの問題だけれど。
もうここまで来ると明智小五郎美女シリーズ外国版みたいな(笑)
荒唐無稽さとデカダンス感は結構あるのよね。
ロジャー・ムーアに眉間のシワは寄ってないからまた余計にね。
ま、映画は娯楽ということで。