大都会PARTⅡ・第1話「追撃」を久々に観る

1977年4月5日放送。
大都会シリーズ第2弾の第1話。

あらすじ

公園で婦女暴行殺人事件が連続発生。
犯行の手口から同一犯人と思われ、城西署捜査課が動く。

ところが、目星を付けた容疑者はどいつもこいつもシロ。
そして4件目の事件が発生した。

黒岩(渡哲也)は被害者・久子(永島暎子)が搬送された渋谷病院へ急行。
話を聞こうとするが、担当医師の宗方(石原裕次郎)がそれを止める。

やっと話を聞けるようにはなったが、暴行時の恐怖が蘇った久子は錯乱。
黒岩は変質者の仕業と睨むが、それに対して宗方は――という話。


感想

最初の「大都会・闘いの日々」とガラッと作風が変化。
冒頭からハードボイルド感全開で、
街中で何が起きてようが「ほっとけ」の一言で片づける黒岩(笑)

このあたり脚本の永原秀一さんのキャラ付けが光る。

スタート時の捜査課の面々は次の通り。
黒岩……渡哲也。
徳吉……松田優作。
丸山……高品格。
大内……小野武彦。
上条……峰竜太。
平原……粟津號。
吉岡……小池朝雄。

渋谷病院の方は
宗方……石原裕次郎。
今日子……丘みつ子。
典子……舛田紀子。本作の監督・舛田利雄の娘さん。

その他、黒岩の妹・仁科亜希子、小料理屋の女将・佐藤オリエなど。

初っ端からコロンボ小池の嫌味が炸裂。さすがだ。
松田優作さんはこのシリーズが一番イキイキしているような。

音楽もかっこいいし。
徳吉がライフル構えて人質にあたらんという保証はないと言いながら、
自分は拳銃抜いてぶちかます黒岩(笑) 

正義の弾はあたるのだ、やっぱり。
西部警察に比べると静かな第1話ですな。

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