1990年12月4日火曜サスペンス劇場で放送。
原作は津村秀介の同名作品。
主演はもちろん眞野あずさ。
田島令子、結城美栄子、水木薫、堀内正美などが出演。
あらすじ
雫石で発生したホステス毒殺事件。
弁護士の高林鮎子(眞野あずさ)は容疑者・川口(堀内正美)の弁護を引き受ける。
被害者(田島令子)が持っていたものから川口の容疑は濃厚。
それに対して川口のアリバイはクラブ経営者(水木薫)の証言のみ。
調査をするうちに川口は究極の女たらしであることが判明。
果たして自殺か他殺か。鮎子は事件の真実を追っていくが――という話。
感想
いつもの時刻表トリックによるアリバイ崩しとは趣の違う作品。
被害者の人生を丹念に追っていくことで事件の真相が明らかになる。
そこの部分でそりゃないだろうと思う部分がないわけではない。
それにとっとと気づかんのはフリでしかないわいなと。
丹波哲郎、橋爪功を交えたトライアングルの面白さは
もうこの頃にはだいぶ完成の域に入っていてそこは面白いけど。
結城美栄子さんのキャラとか、個々の部分はいいんだけど。
もうちょっと違う展開でもよかったんじゃないかなあ。
面白くする方法はあるはずなんだけどね。