極妻シリーズ9・東映映画「極道の妻たち 危険な賭け」を久々に観る

1996年公開の極妻シリーズ第9弾。
監督は中島貞夫、脚本は高田宏治の東映ゴールデンコンビ。
主演はもちろん岩下志麻。かたせ梨乃、工藤静香、原田龍二、中尾彬、
原田大二郎、石橋凌、川島なお美、火野正平などなかなかのメンバー。

あらすじ

極道界の頂点に君臨する坂松組。
その三代目が亡くなってから三年が過ぎ、跡目争いが勃発。

跡目に名乗りをあげたのは若頭の海原(原田大二郎)と舎弟頭の佐渡(北村和夫)。
伸び盛りの海原に比べて分が悪い佐渡は、“北陸の女帝”須崎香矢(岩下志麻)に支援を依頼。

香矢の支援で勢いづく佐渡陣営。
ところが香矢の亡き夫の舎弟で今は海原派に属する神鳥(石橋凌)にとってはたまったものではない。

そんな中、香矢の娘・香織(工藤静香)と
神鳥の妻・静尾(かたせ梨乃)の弟・新(原田龍二)が惹かれ合う。

跡目争いが激化する中、次々と倒れていく有力者たち――という展開。


感想

個人的にはこの第9弾がシリーズの中でベストだと思う。
なんちゅうても人間関係のアヤが一番緊密かつスッキリする。

場面場面のドラマもいいしねえ。石橋凌&かたせ梨乃とか。
無表情の殺し屋・火野正平さんの存在感、ドスが効いてる中尾彬、
マシンガンぶっ放すわけではないが、静かに怖い岩下志麻。

工藤静香はまあ…おいといて全体の音楽も感じがいいし。
やっぱりこれが一番いいかなあ、何回観ても。

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