極妻シリーズ2・東映映画「極道の妻たちⅡ」を久々に観る

1987年公開の極妻シリーズ第2弾。
監督は圡橋亨、主演は十朱幸代。
かたせ梨乃、木村一八、佐川満男、柳沢慎吾、中島ゆたか、村上弘明などが出演。

あらすじ

重宗組四代目の妻・遊紀(十朱幸代)。
新空港建設を巡る利権争いが激しくなる中、夫の孝明(藤岡琢也)が撃たれてしまう。

さらに組員・牧村(安岡力也)が殺され、周囲の組の圧力が強まり遊紀は窮地に立たされる。
資金を叩きだすため、遊紀は知り合った木本(村上弘明)の計らいで博奕に勝利。

資金を確保したものの、更なる圧力が遊紀に降りかかる――という話。


感想

岩下志麻のインパクトが強すぎて埋もれている感のある第2弾。
ま、これはこれで悪くはない。

ただなんちゅうか「細うで繁盛記」みたいな。
極妻じゃなくても別にいいやんという気はする、正直。
結局繁盛もしとらんし。

ホームドラマ的要素が強いのかな。それはそれでかまんのだが。
なんやろねえ、体裁だけそっちにしているって見えちゃう。

いくら旦那が能なしでも遊紀が木本と寝たらイカンわな。
それじゃ極妻じゃなくて人妻になっちゃう。

なので最後にタンカきろうが何しようがちっともカタルシスがない。
シリーズになるかどうかいろいろ模索しながらやってたんでしょうな。
ものづくりというのは難しい。

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