天知茂美女シリーズ「赤いさそりの美女」を久々に観る。
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あらすじと感想
本作はシリーズ第9作にあたり、
お馴染のテーマソングが初めて使用された作品。
ヒロインは大岡越前の嫁、宇津宮雅代さん。
西岡徳馬と故三浦洋一の元嫁さんでもある。
時代劇とサスペンスが似合う美人。最近見ないけど。
それから実力派女優という言葉が似合う永島暎子さん。
「竜二」の嫁さん役よかったなあ。
そして意味もなく裸で殺される野平ゆきさん。
日活ロマンポルノでおなじみ。
刑事ドラマと時代劇のイメージが強い。
なんとなく思うのは割と犯人の悲しい動機が
他の作品に比べれば丁寧に描かれているような。
江戸川乱歩原作「妖虫」を読んでないので何とも言えんが。
犯人の悲しみ、共犯者の悲しみというものが
他のシリーズ作品より伝わってきて物悲しくもある。
無理やり感がなくまとまっているなあと。
そういうドラマ性豊かな本作だが、
笑えてしまうのは動かないサソリが襲ってくるシーンである。
もう川口浩探検隊も真っ青という感じ。
サソリの次は毒グモは出てこんけど。あの頃嘉門達夫やせてたなあ。