崔洋一監督・にっかつ映画「性的犯罪」を観る

1983年公開のにっかつロマンポルノ。
監督は崔洋一、主演は80年代ロマンポルノを支えた風祭ゆき。
三東ルシア、河原さぶ、美野真琴、草薙幸二郎、三谷昇などが出演。

あらすじ

車の解体業を営む藤森(河原さぶ)は妻・須磨子(風祭ゆき)のほか、
事務員の幸子(三東ルシア)ともよろしくやっている。

ところがある日、従業員が事故って死亡。
金のやりくりに困り借金の取り立てに追われ
藤森は須磨子と幸子を連れて逃亡することに。

しかし、家に帰ってきたところを弟にチンコロされ
困った藤森は須磨子と幸子を味方に引き入れ、保険金替え玉を思いつく――という話。


感想

実際に佐賀で起きた保険金替え玉殺人がモデルの映画。
ま、あくまでモデルであってそこはロマンポルノ、裸がなくては成立しない。

そんなわけで事件の話は凄いワープというか雑。
風祭ゆき、三東ルシア、美野真琴それぞれの裸が炸裂する。

風祭ゆきさんは「セーラー服と機関銃」とかにも出てたし、
特捜最前線にも出てたし、顔のキレーなお姉さんってイメージが強いな。

三東ルシアさんはリアルタイムでいえば「大鉄人17」のピンクジャガーかな。
どっちも美人だよねえ。顔がドンピシャ好み。

そんなことはさておき、ストーリーは不満があるけど
作っている方もそんなことはわかりきっている話で。
なんせ裸を出さんといかんのだから。

事件の再現フィルムじゃないからね。
実際火サスでもやったし、金曜ドラマシアターでもやってましたわな。

火サスは中村メイコ、野川由美子だし。
金曜ドラマシアターは小川真由美、赤座美代子だし。

だったら風祭ゆき&三東ルシアの裸見てる方がいいわいな(笑)

実在の事件の話で言えば、たまたま社長に背格好や年齢が似てた人間を
殺して替え玉にしたという全くもってひどい話。

最終的に社長は妻と愛人が捕まったのを知って飛び込み自殺。
自業自得というか身勝手この上ない話だが、被害者はたまらんわね。
事件がこの世から無くなるなんて空想的なことは思ってないけど、
少なくとも悪いことをしたら正当に裁かれてくれんと困るわなと思う今日この頃。

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