日活映画「希望ヶ丘夫婦戦争」を観る

1979年公開の日活ロマンポルノ。
原作はなんと「ウルトラマン」シリーズなどで活躍した実相寺昭雄。
監督は「大江戸捜査網」も撮ってた西村昭五郎、脚本は桂千穂。
出演は毎度おなじみ片桐夕子、山口美也子、八城夏子の女優陣に
なぜだか結構出てくる三谷昇、若かりし矢崎滋など。
2009年にはさとう珠緒、宮川一朗太のコンビでリメイクされている。

あらすじ

とある食品会社に勤務する猫田千吉(本郷淳)の妻、弘子(片桐夕子)。
彼女は隣に住む独身のテル(山口美也子)とテニスに通うなど人生をエンジョイ。

一方、千吉は職場の専務秘書(八城夏子)と浮気するなどなかなかの絶倫ぶり。
ある日、弘子と千吉はホテルに行くが、そこでゴンドラから千吉が落っこち不能に。

えらいこっちゃと弘子はセックスカウンセラーに相談したりするが
実は千吉の不能は仮病でテルと寝たり中年男のスケベぶり全開に。

ところがいい思いは続かないもので――てな話。


感想

しょっぱなからパンに適当にチョコ塗って娘に食わせたうえに
昼飯の弁当はカツサンドってとてもできる嫁には思えない夕子しゃん炸裂。
しかも満面の笑みだったりするから始末が悪い。

朝からタンポポにドレッシングかけて食う千吉といい、
この家庭の食生活はどうなっとるんだ(笑)

しかも千吉はタンポポを自分で摘みに歩く。いくら休みでもヒマすぎるやろ。
そしてなんか変な声がすると思って近づいたら一人でマスかく矢崎滋(笑)
夕べは榊原郁恵と寝たんですよ~って妄想を笑顔で言う男。人に歴史あり。

でまあ、そんなこんなで艶笑喜劇というか、コメディーポルノというか話は展開するわけで。

最後は専務に秘書と寝たのがバレて北海道に飛ばされる千吉。
その理由だがちゃんと伏線が敷かれてある。めっちゃ納得。
こうなってくると原作も読んでみたいねえ。あとリメイク版も。

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