1966年公開の眠狂四郎シリーズ第7弾。
第4作「眠狂四郎女妖剣」のイカレポンチ菊姫リターンズ。
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あらすじ
眠狂四郎に恥辱の扱いを受けたイカレポンチ菊姫。
何が何でも狂四郎に復讐せんとあらゆる手段に打って出る。
手持ちの忍者どもを使い、狂四郎を襲いまくる。
挙句の果てには腕利きの剣術指南の嫁を殺し、
狂四郎の仕業に見せかけて剣術指南に斬りこませる。
ことごとく突破した狂四郎だが、
身売りされそうになっていたはるを人質に取られピンチに――という話。
感想
愛は憎しみに変わる――というか菊姫の無茶ぶりが凄い。
将軍の娘と言えど手に負えないので、目付が狂四郎に頼み込む始末。
体裁しか考えてないのは、いつの時代も同じなのだ。
メインゲストは「風車の弥七」ではない中谷一郎。
狂四郎と丁々発止の斬り合いを見せてくれる。
設定自体は好みなんだけど
如何せんサイドストーリーがイマイチというか、薄いというか。
復讐の炎を燃やすなら燃やすで、もうちょい丁寧に行った方が。
雑ってわけじゃないんだけど、残らんのよねえ。