深作欣二1・ニュー東映映画「風来坊探偵 赤い谷の惨劇」を観る

1961年公開のニュー東映映画。
深作欣二監督のデビュー作。
出演は映画初主演の千葉真一、曽根晴美など。

あらすじ

赤岩岳でセスナ機が墜落。
操縦士と開発会社社長が死亡と報じられるが、
操縦士の妹・美佐子(北原しげみ)は兄の死に疑問を抱く。

美佐子は現場付近の上田牧場を訪れる。
その途中、乱暴者に襲われるがそこに現れたのが
開発会社が雇った風来坊探偵・西園寺五郎(千葉真一)。

セリフが棒読みだろうがなんだろうが
悪者をどつきまわし美佐子を助ける。

孤児の面倒を見ながら平和に暮らしていた上田牧場の人々だが、
そんな日々は当然のごとく悪徳観光・鬼頭によって邪魔される。

わしは土地の権利書持っとるんじゃ、ゴルァ!
てなもんで立ち退きを迫る亀頭じゃなかった鬼頭。

で、風来坊探偵はからくりを暴き、
相手側に雇われた流れ者スペードの鉄(曽根晴美)と
対決しながらも奇妙な友情を育み、鬼頭たちとドンパチ。

最後はシェーンのごとく立ち去るのだった。
誰にも「カムバック!」と叫んでもらえずに――という話。


感想

ま、日活の渡り鳥シリーズのマネしろって作られた感じの作品。
いざ見てみるとそう似ているわけでもないのだが。

それなりにハードボイルドというか、ウェットというか。
取り立てて何が凄いというわけでもないのだが。

ま、そんなとこです。

記事作成・ライティングに関するお問い合わせ・ご相談

コピーライター育成オンラインアカデミー

最近の投稿

テーマ別

ページトップに戻る