今日は知り合いのフィルムコミッションが関わっていた「黒い看護婦」を観た。
大竹しのぶ×寺島しのぶ×坂井真紀×木村多江というなかなか豪華な出演陣。
原作を昔出版された時に読んでいたことと、病院で働いていた自分としては楽しみに観た。
結論からいうと、うーん・・・という感じ。
なかなか絞りにくいとはいえ、
もうちょっとやりようはなかったのか。
豪華出演陣の弊害か。
主犯格の人物像を掘り下げた方が
よかったんじゃないかなあと思う。
昔、同じ枠で大竹しのぶさんがやった
「実録・福田和子」(タイトル自信ないけど)
と比較するとかなり落ちるのでは。
女優さん達はみんな好きな人達だし
いい演技してたと思うのだけど。
とりわけ坂井真紀さんはハマってた。
事件が明るみに出た当時もそうだったが
どこにでも起こりうる事件との見方が強い。
似たような事件としては尼崎の監禁事件も
あるし、福岡でも「消された一家」と本に
なった事件があった。
主犯格の女性が「サイコパス」なことは
まず間違いないだろう。
言っちゃ悪いが看護婦は世間知らずだ。
(あえて看護師とは言わない)
資格を取る過程においても
働き始めてからも隔離されてる世界。
給料はいいからお金は貯まる。
しかし結構だまされる。
自分が働いている時でもマルチ商法に
ひっかかった看護婦がいて
(確か40万の着物買わされたかなんか)
それで大学時代のツテで弁護士を呼んで
学習会をやった覚えがある。
変な男に引っかかる確率も高い。
離婚する確率も高い(たぶん)。
間近で接して働いたことのある者にとって
「白衣の天使」なんて言葉を信じる気は
さらさらない(もちろんいい人もいるけど)。
それはさておき自分が書くなら
主犯格の女の人生を追って書くだろうなと。
もう一度原作読み返してみようかな。
さて、どこの段ボール箱に突っ込んだのやら・・・
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